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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/8/3 05:00)
【ワシントン、シアトル=ロイター時事】米航空機大手ボーイングが、墜落事故の相次いだ新型旅客機「737MAX」の操縦システムのソフトウエアについて、再度修正する方針であることが1日、関係筋の話で明らかになった。
米連邦航空局(FAA)が6月に実施した模擬飛行試験で欠陥がみつかったため、これに対処する。各フライトで一つのみを使用してきた操縦制御コンピューターを、二つ以上稼働させる仕様に変更するという。同社は9月末までにソフトウエアの修正を完了させ、FAAの承認を得たい考え。
ボーイングは、機体の失速を自動的に防ぐシステム「MCAS」で、機体の角度を計測するセンサーを修正することも発表済み。同センサーの不具合は2件の墜落事故と関連があるとみられている。
(2019/8/3 05:00)