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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/8/5 08:30)
【デトロイト=ロイター時事】欧米自動車連合フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のマイケル・マンリー最高経営責任者(CEO)は4日までに、他社との経営統合などの提携について、協議に前向きに応じる用意があるとしつつも、提携は必須ではないとする考えを示した。
同社は7月31日に、予想より良い内容の4-6月期決算を発表していた。マンリー氏は記者団に対し、「戦略的に、われわれは確固たる将来と明確な計画があり、これに投資し、遂行している」と説明。「だからといって、連合または提携または経営統合によってより良い将来が見込める場合に、当社がこれに前向きではなく関心も持たないというわけではない」と語った。
マンリー氏は、FCAが仏自動車大手ルノーとの経営統合交渉の再開に門戸を開いていると述べたが、規模の拡大、またはFCAの技術や車種構成の隙間を埋めるための提携先候補はルノーだけではないと指摘。「同社が唯一のチャンスかと問われれば、答えは明確にノーだ」と強調した。
(2019/8/5 08:30)