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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/8/16 05:00)
【フランクフルト=時事】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が14日発表したところによると、主力乗用車ブランド「VW」の7月の世界販売台数は前年同月比3.3%減の48万9000台だった。6月は今年に入って初めて増加したが、7月は再び減少に転じた。
市場別に見ると、欧州は8.8%減の14万8100台で、うち地元ドイツは11.9%減少した。前年同月は燃費試験法切り替えに伴う影響で大幅に押し上げられていた。これに対し、中国は2.0%増の22万8000台となり、前月に続いて増加。また、米国は2.2%増の3万1200台と5カ月連続で上向いた。中南米ではブラジルが13.5%急増する一方、メキシコは11.7%、アルゼンチンは33.3%それぞれ落ち込んだ。
小型商用車は0.4%減 「クラフター」が好調
【フランクフルト=時事】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は15日、1-7月累計の世界販売が前年同期比0.4%減の30万0300台だったと発表した。
最大市場の西欧の販売は1.1%増の21万1300台。うちスペインが14.0%、イタリアが6.1%、英国が5.1%それぞれ増加する一方、地元ドイツは0.4%減少した。東欧は15.8%増だった。海外ではアフリカが37.2%、メキシコが33.0%それぞれ急増したが、中東は50.3%、南米は14.8%、アジア・太平洋は13.0%いずれも落ち込んだ。
モデル別では小型トラック「クラフター」が35.3%大幅に増加。しかし、ワンボックス型ライトバン「Tシリーズ」は3.5%、トールワゴン型「キャディ」は3.4%、ピックアップトラック「アマロク」は9.5%軒並み減少した。
(2019/8/16 05:00)