【電子版】米ユナイテッド航空、羽田を5路線に拡大 成田2路線は廃止

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  ユナイテッド航空機（手前）とデルタ航空機（17年11月、成田空港）

　米ユナイテッド航空は19日、羽田空港とシカゴ、ロサンゼルス、ニューアーク、ワシントンの4空港を結ぶ路線を3月末に開設すると発表した。羽田の国際線発着枠増に伴う措置。従来のサンフランシスコ線を加え、羽田と米国を結ぶ路線は5路線となる。

　一方、成田空港とシカゴ、ワシントンの両空港を結ぶ路線を廃止する。ただ、成田の拠点（ハブ）としての位置付けは維持し、デンバー、グアム、ホノルル、ヒューストン、ロサンゼルス、ニューアーク、サンフランシスコを結ぶ7路線を継続する。

　ロサンゼルス、ニューアークの2路線は羽田、成田とそれぞれ結ぶことになる。

　米デルタ航空は、成田から全面撤退し、アジア・ハブを韓国・仁川空港に移す一方、羽田に日米路線を集約すると発表している。