[ ICT ]
(2019/8/30 11:30)
【ニューヨーク=時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は29日、中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)がスマートフォンのカメラなどに関する技術的な情報を複数の企業や個人から窃取していた新たな疑惑が浮上し、米検察当局が調べていると報じた。
同紙によると、この中にはポルトガル人技術者からスマホのカメラ技術を盗んだ疑いが含まれており、連邦捜査局(FBI)の捜査員とニューヨークの連邦検事が6月、この技術者から事情を聴いたという。また、ファーウェイのライバル会社社員引き抜きについても当局が調べている。
ファーウェイをめぐっては、同社の関連会社が米携帯電話大手TモバイルUSから携帯電話の品質試験に関する技術を盗んだとして、1月に起訴されている。
(2019/8/30 11:30)