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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/9/9 13:00)
ボーイングは777Xについて、地上での負荷試験で貨物ドアに不備が発生し、試験を中断した。同社広報担当者の発表を引用してロイター通信が伝えた。ロイターによると、広報担当者は「777Xの静荷重試験機に対する最終荷重試験の最中に、担当チームはこの試験を中断せざるを得ない問題に直面した」と説明した。
米紙シアトル・タイムズによると、6日に高圧力の負荷をかける試験を実施した際、機体の貨物ドアが外に吹き飛んだ。米連邦航空局(FAA)から一部認証を得る際に合格必須の最終試験の中で起きたという。
ボーイングはゼネラル・エレクトリック(GE)製タービンで問題を抱え、777Xの初飛行が2020年にずれ込み、納入が遅れると先に説明している。ボーイングに電話や電子メールでコメントを求めたが、返答はない。(ブルームバーグ)
(2019/9/9 13:00)