新型コロナ／愛知、休業要請を全面解除 感染防止対策リスト作成

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【名古屋】愛知県は３１日、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした事業者への休業要請を全面解除した。５月２６日に県独自の緊急事態宣言を解除した後も感染者集団（クラスター）の発生事例があるスポーツクラブやライブハウス、カラオケボックス、接待を伴う飲食店（キャバレー、パブなど）に対しては休業要請を継続していた。新規感染者数や入院患者数などが減少しており、全面解除できると判断した。

解除にあたり愛知県は、各業種向けに感染防止対策リストを作成した。スポーツクラブにはスタジオプログラムにおける会員同士、ライブハウスには舞台と客席間や客同士に社会的距離の確保を求めたほか、カラオケボックスには入室を定員の半分程度に抑えるなどの人数制限、また接待を伴う飲食店には対面でなく片側に座るなどの配席の工夫を要請した。