新型コロナ/第一大宮、プラダン机上ついたて提案 曲げ加工技術生かす

(2020/6/5 05:00)

  • プラダンの机上ついたて(半透明モデル)

第一大宮(大阪府摂津市、松岡貴峰社長、06・6340・0909)は、新型コロナ対策用の机上ついたての販売を始めた。同社は物流用の中空プラスチック板(プラダン)ボックス大手。熱による曲げ加工で正確な直角度を出す技術や、量産加工設備を保有している。軽量・安価で、利用者がカッターで後加工もできるプラダンの特性を生かし提案する。価格は2500―3500円。2021年3月期に10万枚の販売を見込む。

半透明で透光性が高く圧迫感のないポリカーボネート製で7サイズ、プライバシーに配慮できる白色のポリプロピレン製で2サイズを用意した。下部をL字に曲げた自立タイプ、机の間に挟む差し込みタイプがある。ポリカーボネート製は対面での書類や商品、金品の授受を想定し、下部に穴加工したモデルもそろえた。

アクリル板製のついたてに比べ重量も価格も3分の1程度という。また利用者がカッターで後加工できるため、配線穴などが自由に開けられるのが特徴。

職場や店舗など幅広い場面での用途を見込む。現在、学校からの依頼で生徒の机に使用する小型・コの字形状も製作中で、近くラインアップに追加する。

(2020/6/5 05:00)

西日本のニュース一覧

おすすめコンテンツ

ゴム補強繊維の接着技術

ゴム補強繊維の接着技術

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン