(2020/10/23 05:00)
日刊工業新聞社が24日発売する「機械技術11月号」は「加工品質向上を実現するCAM活用術」を特集する。加工精度と効率向上の一端を担うCAMについて各ベンダーの機能を詳しく解説。加工現場の事例も取り上げ、複雑形状の対応や寸法精度、加工効率の向上のための視点を示す。
総論で金型・部品加工業専門コンサルティングの村上英樹代表が「部品加工業のCAM選定のポイントとCAM工程省力化のアプローチ」、解説では松岡技術研究所の松岡甫篁代表取締役が「微細精密切削におけるCAMの効果的活用」を執筆。実践例では、複数のCAMを使い分けて加工精度と効率を高めている金型メーカーを紹介。また、CAMを活用し、実物の形状を正確に再現した7分の1スケールの日本刀を製作し、自社製品として販売する加工会社を取り上げる。
加工品質の向上は工作機械と工具の高機能化だけでは部分最適になりかねない。CAMも加わった三位一体で効果的に運用してこそ、加工機の機能を引き出し、工具寿命や加工効率向上、加工コストを抑制できる。
(2020/10/23 05:00)
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