(2020/12/9 05:00)
日刊工業新聞社が10日に発売する月刊誌「機械設計1月特別増大号」は「対策別に見る 表面処理の選定・活用法」を特集する。金属材料の疲労破壊防止、腐食対策、摩耗対策などを図るための表面処理の選定・活用法、メカニズムや効果などを基礎から紹介する。総論記事では向原技術士事務所の向原文典代表が、機械設計者が押さえておきたい各種表面処理の特徴や処理条件、選定・活用する上での注意点などを解説した。
表面処理法として、ショットピーニング技術の原理と疲労強度向上メカニズム、金属材料の腐食対策、摩耗対策としてのダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティング技術などを取り上げた。
各種機械・装置をはじめ、自動車部品、電子機器などに使われる金属材料にとって、不具合を起こす最終原因は疲労破壊や腐食、摩耗などであり、これらの発生を予防するために材料への各種表面処理が欠かせない。ただ、用途や材質、形状などを考慮した適切な処理を選定しなければ、特性が生かされず、高コストで過剰な処理になる可能性もある。
(2020/12/9 05:00)
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