(2021/12/3 05:00)
2月開幕したサッカーJ1リーグは4日14時、最終節の10試合がキックオフを迎える。20チームが全38試合を戦う長丁場。すでに川崎の優勝が決まり、降格も4枠中三つまで確定済み。来季はJ2から磐田と京都の昇格が決まっている。
磐田は3季ぶり、京都は12季ぶりのJ1復帰。これで来季J1は同地区対決の「ダービー」が盛り上がる。磐田は清水との静岡ダービー、京都はG大阪、C大阪、神戸との4チームによる関西ダービーが復活見込み。
どの試合も必勝を期すが地元の誇りをかけて戦うからこそ隣町のライバルにだけは負けられない。この思いがサポーターのプライドをくすぐり応援はいつも以上に熱が入る構図だ。
チーム名に地域の名称がつくJリーグはにぎわい創出の役割も果たす。敵地戦に遠征するサポーターが試合以外でも全国各地を観光に訪れ、その魅力を会員制交流サイト(SNS)などで発信する効果も今は大きい。
超満員のスタジアム実現にはまだ時間がかかりそう。スマートフォンで手軽に観戦できる時代だがスポーツの醍醐味(だいごみ)は生観戦が原点だ。無観客開催もあっただけに、来季も声援は出せずとも試合会場で楽しめるありがたみを実感したい。
(2021/12/3 05:00)
総合1のニュース一覧
- 丸文、ヒト型AIロボを東北に先行投入 医療機器卸3社とタッグ(21/12/03)
- 日本冶金、川崎製造所で新型電炉起動 世界初の炉体旋回・電磁撹拌融合型(21/12/03)
- ベンチャーのタブレット型歯磨き粉、来秋に宇宙へ ISS搭載品選定(21/12/03)
- 宇宙飛行士・星出さん「月を目指してがんばる」 帰還後会見(21/12/03)
- パイフォトニクス、光学機器を拡充 海外展開本格化(21/12/03)
- 古河ユニック、車載クレーン つり上げ性能向上(21/12/03)
- 貼るだけで部品を高耐久に 住友電工がフッ素テープ(21/12/03)
- にっぽん再構築 経済安全保障は今(6)明星大学経営学部教授・細川昌彦氏(21/12/03)
- アドバンテスト、米に新工場 先端半導体向け検査装置の消耗部品増産(21/12/03)
- 精工技研、PCR検査用の樹脂チップ 年内量産(21/12/03)
- 産業春秋/現地観戦の醍醐味(21/12/03)