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(2023/9/1 05:00)
三井物産マシンテック(東京都港区、片岡健太郎社長)は、都内に産業ロボットを導入するための実証や設置後の教育を行うショールーム「インダストリアル・ロボット・ハブ=写真」を1日に開設する。同社にとって初のショールームとなる。施設内の実機を使って顧客への提案力を高める。これをテコに5年後に産業ロボットの国内販売台数を現在比5倍に引き上げる。
東京・天王洲アイルの大規模商業ビル内に開業する。協働ロボットを中心に4台のファナック製ロボットを設置。2次元(2D)カメラやレーザーで加工対象物(ワーク)を判別して仕分ける工程などを再現した。
自動車会社出身のエンジニアらを常時配置し、産業ロボットを初めて導入する顧客から、すでに使いこなしている顧客まで幅広く対応する。機械加工会社のほか、食品や医薬品などの分野にも拡販する方針。当面は毎月40社の来場を見込む。
遠方から来場しやすいように、羽田空港(東京都大田区)や東京ビッグサイト(同江東区)から、公共交通で乗り換えが要らない場所を選んだ。
(2023/9/1 05:00)