10月の工作機械受注、20%減1120億円 10カ月連続マイナス

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日本工作機械工業会（日工会）が１３日発表した１０月の工作機械受注額（速報値）は、前年同月比２０・６％減の１１２０億２７００万円となり、１０カ月連続で前年同月実績を下回った。前月比は１６・４％減と３カ月ぶりに減少。２カ月ぶりに１２００億円も下回った。欧米での利上げや中国景気の減速などから、設備投資の様子見が続いているようだ。

９月の受注額は年度上期（４―９月期）の期末効果もあり前月比で増加した。日工会では「１０月は期末効果の剥落が考えられ、数カ月単位で見れば受注の調整局面が続いているのではないか」（調査企画部）とした。

内需は前年同月比２４・５％減の３３６億２８００万円となり、１４カ月連続で減少。外需は同１８・８％減の７８３億９９００万円と１０カ月連続で減少した。