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(2024/12/2 05:00)
現場と対話、日々勉強
(総合1から続く)中学生の頃に地球温暖化の授業を受けたことで、環境問題に興味を持ちました。環境問題に着目した自主ゼミがあり、物理や科学、生物、地学など幅広く学ぶことができる新潟大学の理学部に進学し、イオンを用いた分子の結合の研究などをしていました。
ダスキンには2013年に入社しました。掃除好きなこともありますが、ダスキンでは1度使った製品を再生し、繰り返し使う循環型システムが構築されています。少しもムダにしない企業姿勢に共感しました。入社後は横浜中央工場(横浜市鶴見区)でレンタル品の洗浄や仕上げ検査などに携わりました。
その後、レンタル品の洗浄などをする45カ所の工場から発生する廃棄物を、環境に影響が出ないように適切に処理、管理する業務に携わりました。洗浄する際に使った水の排水処理で生じる廃棄物のスラッジをセメントの原料として活用するのですが、北海道では冬にコンテナに入っているスラッジが凍るトラブルがありました。セメント業者の方と凍らない管理方法を検討し、現在も同様の方法で管理しています。長く継続できる運用方法を考えることが重要だと感じました。
24年からは近畿エリアの3工場の生産マネジャーとして、工場の巡回もしながら技術指導などをしています。工場は生産のほか、物流や資材関連など幅広い業務があります。指導には相応の知識が必要で、まだ現場の方から教えてもらうことも多いですが、対話しながら日々勉強し、相談しやすいマネジャーを目指したいです。
小中学生の頃にピアノを習っていました。最近、電子ピアノを購入し、休日に練習して楽しんでいます。(文=大阪・岩崎左恵、写真=田山浩一)
◇ダスキン 生産本部 運営部 近畿エリア 生産マネジャー 沼田夢愛(ぬまだ・ゆめあ)さん
(2024/12/2 05:00)