新型コロナウイルスの感染拡大 企業や学校での検温義務化などにより 体温計の需要が急増！

シチズン時計　NEWS LETTER

◆需要増対応で増産体制強化 新型コロナウイルスの感染拡大により、体温計の需要が急増しています。 当初は、企業や公共施設での来場者や従業員の検温の為、額に赤外線をあてて素早く計測する非接触式の体温計の需要が多くありました。その後、感染が拡大する中、新型コロナウイルス感染を確認する目安の一つとして「風邪の症状や37.5度以上の発熱が４日以上続く場合」が出されたことで、日々の体温の報告を義務化する企業や学校が増え、予測式・実測式共に体温計の需要が急増しています。 シチズングループでも、特に3月に入ってから体温計の受注が前年比約2倍となり、中国工場での生産を前年比1.5～2倍増産しておりますが、需要に追い付いていないのが現状です。一部の製品に関しては部品の調達が難しくなっており入荷が未定の製品もありますが、引き続き供給増に努めてまいります。 「測定時間」「予測式と実測式は何が違うの？」といった体温計に関するお問い合わせも多くいただいており、改めまして、体温計についてご紹介いたします。



平均体温は36.55～37.23℃

日本人（健常人10～50歳）のワキの下の平均体温は37℃前後（平均36.89℃±0.34℃）だといわれており、人によって幅があります※。
幼児、子供は37℃台と高めですが、60～90歳以上の方の平均体温は36.59℃±0.39℃と高齢者の方は低めの体温になります。体温は生体（活動）リズムに合わせた体温リズムがあり、1日の中で「0.2～0.4℃」変化します。よって平熱には個人差があります。
医学的な発熱状態とは、
「37.1℃～38℃は微熱」
「38.1℃～38.5℃は軽度発熱」、
「38.6℃～39℃は中程度発熱」
「39.1℃以上を高熱」と分類されます。
※文献　田坂定孝：日新医学　44：633, 1957 より


予測式と実測式の違い



検温は、わきの下が体の内部と同じくらいの温度になった状態の平衡温を測定します。
平衡温を測定するには、わきをとじてから10分以上かかります。
このように実際の体温を測る「実測式体温計」の他に、独自の測定方法で平衡温を予測して測る「予測式体温計」があり、目的に応じてお選びいただけます。

実測式体温計
実際の体温を測るタイプです。わきの下の場合、わきをとじてから平衡温になるまで約10分かかります。
わき・口中どちらも測ることができます。

予測式体温計
実測式体温計で約10分かかる測定を、独自のセンサーと予測機能により、短時間で平衡温を予測します。
シチズンの体温計では、約15秒・30秒・60秒のタイプのご用意があります。（メーカーにより異なります）予測検温したあとに、体温計をわきから取り出さずにそのまま計測し続けると、実測検温ができます。測定部位は、わき専用としているものがほとんどです。婦人用体温計など口中専用のものもあります。


曲がる、振動する、ピポピポ音・・こんな体温計もあります





先端が柔らかく曲がる「CTE709」は、 熱が出て敏感になった肌にも優しくわきにフィットして検温できます。また、高音と低音を組み合わせた2波長音のブザー（ピポピポ音）で検温終了をお知らせ。 従来より聞き取りやすさが向上しました。




「CTEB720VA」「CTEB718V」は、音だけでなく、振動で検温終了をお知らせしてくれます。




検温のお知らせを、「振動」モード、「ブザー」モード、「振動＋ブザー」モードの３種類から選べます。



家にある体温計を有効活用しましょう！




「家を探したら体温計が出てきたけど、電池が切れている！」腕時計と
異なり、体温計は家庭での電池交換が可能です。
右写真の体温計は、コインで開閉できる電池ぶたになっており、電池交換も簡単にできます。
＊一部のモデルはマイナスドライバーなどを使って開ける構造になっています。
＊シチズンの体温計は全モデル家庭で電池交換が可能です。電池はモデルごとに異なります。
　体温計裏面の電池ぶた、もしくは定格銘板にボタン電池の品番が記載されていますのでご確認ください。
＊電池交換の際は、小さいお子様のボタン電池の誤飲に注意してください。
　液漏れした電池に触らないよう、お気をつけください。


体温のはかり方のポイント




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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000056373.html