AI外観検査に適した撮像手法の開発とそれを実現するハードウェアの販売開始

株式会社RUTILEA(本社: 京都府京都市) ははオープンビジネスモデルを展開するベンチャー企業です。弊社製品SDTestは、外観検査に必要なアルゴリズムの統合ソリューションであり、より多くの実ライン導入を目標に研究開発を進めております。新たに、 外観検査AIに最適な撮像手法を開発し、AI外観検査の高精度化を実現しました。


サマリ

今回、開発したAI最適化撮像により、アルゴリズムの工夫だけでは困難なワークに対しても、外観検査の自動化が実現できるようになります。今後、この撮像アルゴリズムを導入した外観検査向けカメラを今年８月から販売予定です。

AI最適化撮像

近年、AIの外観検査自動化への取り組みが注目されています。しかし、AI技術だけでは傷や打痕がワーク表面の汚れや油の影響により検出できない可能性があります。この問題を解決するために、適用したいアルゴリズムに最適な撮像手法を開発しました。その一例として、通常の撮像では可視化が困難なワーク（図１）や、ワーク表面に油の付着したワークに対して本撮像手法を適用後、打痕をセグメンテーションした結果を図２に示しました。この手法は、ダイカスト製品、樹脂製品、電子部品、ガラス製品、プリント基板、化粧品など複数に対しても有効です。


導入について

弊社は、これらを自社開発のハードウェアとして低価格に販売し、より多くの生産工程の実現に貢献したいと考えております。導入をご希望される企業様はメール([e-mail]) 、又は電話 [phone]) からお気軽にお問い合わせください（担当：大嶋）。本製品の紹介や当社実績についてご紹介いたします。

図１　撮像の難しいフィルム形状ワークでのスクラッチ傷の可視化



図２　油の付着したベベルギヤに対して本手法を適用し、セグメンテーションアルゴリズムを適用した結果

当社について

商号: 株式会社RUTILEA (ルテリア)
代表者: 矢野 貴文
本社所在地: 〒606-8396 京都府京都市左京区下堤町82 恵美須ビル 3階
ホームページURL: https://www.rutilea.com/
お問い合わせ先: [e-mail] (本件担当: 大嶋)

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000047548.html