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シグニファイ、ボストン大学と共同でCOVID-19原因ウイルスの不活性化に対するシグニファイのUV-Cライト技術の有効性を実証

(2020/6/19)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:シグニファイジャパン合同会社

・実験により、数秒間の照射で新型コロナウイルスが検出不能となることが判明 ・シグニファイは自社のUV-Cライト技術を他の照明企業にも幅広く提供していく予定 ・シグニファイは35年以上にわたりUV技術を牽引


オランダ・アイントホーフェン発 – 照明製品の最大手であるシグニファイ(ユーロネクスト:LIGHT)は、米ボストン大学国立新興感染症研究所(NEIDL)*[1]と共同で研究を行い、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルスであるSARS-COV-2の不活性化にシグニファイのUV-Cライト技術が有効であることを実証しました。

ボストン大学医学部の微生物学准教授、アンソニー・グリフィス(Anthony Griffiths, PH.D.)博士率いるチームは、SARS-COV-2の感染拡大の当初から、この領域における科学的進歩に貢献するツールの開発に取り組んできました*[2]。研究では、ウイルスを植え付けた物質を使用し、シグニファイ製の光源を用いてUV-C照射量を変更しつつ、さまざまな状況下における不活性化能力を測定しました。照射量を5mJ/cm2にしたところ、6秒間でSARS-COV-2ウイルスが99%減少しました。このデータに基づき照射量を22mJ/cm2にすると、25秒間で99.9999%減少することが確認されました*[3]。

アンソニー・グリフィス博士は、次のように述べています。
「今回の実験結果から、一定量以上のUV-C照射によりウイルスが完全に不活性化することが分かりました。ほんの数秒で、あらゆるウイルスが検出不能となったのです。この結果を非常にうれしく思うと共に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に貢献する製品開発が加速することを期待しています。」

シグニファイはUV-Cライト業界をリードし、35年にわたりUV技術の最前線に立ち続けてきました。UV-Cライトのイノベーションにおいて確かな実績を持ちます。

*[1] NEIDLは、バイオセーフティレベル2、3、4に対応する重要な封じ込め実験室を持つ最先端の研究施設です。
*[2] グリフィス博士率いるチームは、リスクグループ3および4のウイルス(人体に深刻または死に至る病をもたらしうる微生物を含む)向けのワクチンや治療法を開発しています。
*[3] 研究に用いた変数は、ご要望に応じて提供いたします。


シグニファイのCEO、エリック・ロンドラット(Eric Rondolat)は、次のように述べています。
「コロナウイルスと闘う中で、ボストン大学との協働の成果が出たことを大変うれしく思います。企業や各種機関がウイルスのない環境を実現する方法を模索する中、これらの組織にとっての感染予防手段として当社のUV-Cライト技術が有効であることがボストン大学により実証されました。シグニファイは、コロナウイルスとの闘いに役立つ可能性を踏まえて、この技術を独占するのではなく、他の照明企業にも技術提供します。」


シグニファイについて
シグニファイ(ユーロネクスト: LIGHT)は、プロフェッショナル照明、コンシューマー照明分野ならびにIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の分野において世界最大手の企業です。フィリップス製品やコネクティッド照明システム「Interact」、データ通信可能なサービスは、ビジネス価値を生み出すことで家庭だけでなく、ビルや市街地での生活にも変化をもたらします。2019年の売上は約62億ユーロ、約38,000人の従業員を擁し、世界70か国以上で事業活動を展開しています。より明るい生活、そしてより良い世界に向け、照明が持つ無限の可能性を切り拓きます。また、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスの業界リーダーに3年連続で選定されました。シグニファイのニュースは、Newsroom、Twitter、LinkedIn、Instagramからご覧ください。投資家向けの情報は、Investor Relationsのページに掲載されています。
※2019年1月よりフィリップス ライティング ジャパンは、シグニファイジャパンへ社名変更いたしました。

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