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(2021/9/7)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社ミマキエンジニアリング
~UJFシリーズがオンデマンドビジネスの機会を創出~
産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、インクを硬化させるUV照射にLED光源を用いた小型フラットベッドUVインクジェットプリンタの新機種「UJF-3042MkII e」と「UJF-6042MkII e」を発表し、2021年冬より販売を予定しています。これら2機種は従来機「UJF-3042MkII」・「UJF-6042MkII」で評価された操作性をそのままに、画質と機械の安定性をさらに向上させました。
新機種は印刷領域の異なる2機種が用意されており、「UJF-3042MkII e」が幅:300mm×奥行:420mm「UJF-6042MkII e」が幅:610mm×奥行:420mmです。両機は画質向上を図るため、ドットの配置位置をコントロールする「MFD2(Mimaki Fine Diffusion 2)※1」処理に対応しており、粒状感を低減した美しい画質を実現します。また、従来機同様ヘッド構成はスタガ配列を採用し、カラーと特色の2層同時印刷※2においても高い生産性を維持します。従来機からの新規追加オプションの「脱臭機」は、臭気を効率的に除去することができるため、店舗やオフィス環境などで、より快適にご使用いただけます。
「UJF-3042MkII e」と「UJF-6042MkII e」は安定した高画質プリントを可能にする当社独自のNCU(Nozzle Check Unit)※3、NRS(Nozzle Recovery System)※4、MAPS4(Mimaki Advanced Pass System4)※5など従来機の各種機能を継承しています。さらにお客様の生産システムや周辺機器から当社プリンタを制御できる「MDL(Mimaki Device Language)コマンド※6」に対応したことで、ワーク搬送などプリント工程の自動化や省力化も可能になりました。
このほか、バージョンアップされたRIPソフトウェア「RasterLink(R)7」が標準添付されており、一品一様の差し込み印刷が新しく機能追加されました。この機能により、ナンバリングやバリアブルデータの印刷が簡単に行え、作業時間の削減に貢献します。
LED-UV硬化方式の「UJF-3042MkII e」と「UJF-6042MkII e」は、UVインクの密着性を向上させるインクジェットプライマー「PR-200」を含め、UVインクのバリエーションを豊富に取り揃えており、アクリルなどの樹脂、皮革、木材に加えて金属、ガラスなど多様なメディアへのプリントが可能です。これにより、手帳カバー、カバンなどの柔らかいメディアや、室内サイン、トロフィー、文具、アクリルキーホルダーといった硬いメディアにもプリントでき、オーダーグッズ制作へ最適にご利用いただけます。なお、厚さとしては153mmまでの立体メディアにダイレクトプリントが可能です。
「UJF-3042MkII e」と「UJF-6042MkII e」は2021年冬の販売を予定しており、「UJF-3042MkII e」の本体価格は238万円(税抜)/261.8万円(税込)、「UJF-6042MkII e」の本体価格は410万円(税抜)/451万円(税込)です。サイン、オーダーグッズなどの少量多品種オンデマンドプリント用途を対象に「UJF-3042MkII e」で590台、「UJF-6042MkII e」で850台(全世界)の販売を見込んでいます。
株式会社ミマキエンジニアリングは「新しさと違い」を経営ビジョンに掲げ、今後もお客様に付加価値を提供するイノベーター企業として邁進してまいります。
※1 ハーフトーニング処理
※2 インクセットによっては同時プリントができない組み合わせもございます
※3 NCU :ノズルの状態をセンサーで自動検知し、ノズル抜けを発見した場合は自動クリーニングを実行する機能。「UJF-3042MkII e」ではオプションとなります
※4 NRS :ノズルクリーニングでも解消されないノズルトラブルがある場合に自動で不良ノズルを他ノズルに代替し、安定した画質でプリントを継続させる機能
※5 MAPS4 :パスの境界線をグラデーション調に印字することで、バンディング(横縞)や色ムラ、光沢縞を軽減する機能
※6 生産システムや周辺機器が当社のプリンタを制御出来るようにする当社独自のコマンド
◎概要
・「MFD2(Mimaki Fine Diffusion 2)」に対応し画質をUP
・安心のMimakiテクノロジーを搭載
・「MDL(Mimaki Device Language)コマンド」に対応し
ワーク搬送などのプリント工程の自動化、省力化を実現
・「RasterLink(R)7」でナンバリングやバリアブルデータの差し込み印刷に対応
・オプション「脱臭機」で臭気を効率的に除去
◎主な特長
1.MFD2(Mimaki Fine Diffusion 2)に対応し画質をUP
画質向上としてMFD2(Mimaki Fine Diffusion 2)に対応。ドットの配置位置をコントロールして粒状感を低減し、意図しないノイズや色ムラの発生を抑え、美しいプリントを可能にします。
2.安心のMimakiテクノロジーを搭載
NCU&NRSでノズル抜けを自動検知して復旧可能
NCU(ノズルチェックユニット)でノズルの状態を自動で検知します。ノズル抜けを発見した場合は自動でクリーニングを行います。クリーニングでも解消されない場合、NRS(ノズルリカバリーシステム)が自動で不良ノズルを他のノズルで代替するため、サービスマンを待つことなく作業を継続できます。
MAPS4
通常、パスの境界は直線になるため少しのズレにより、横シマが出るバンディングや、色ムラの原因になります。「MAPS4」(Mimaki Advanced Pass System 4)ではパスの端を拡散させ、境界線をグラデーションのようにすることでバンディングや色ムラの発生を軽減し美しいプリントを実現します。
3.つながるデジタルプリンティング
お客様の生産システムや周辺機器が当社のプリンタを制御出来るようにするコマンドを提供しております。これを使用することでメディアをセットするテーブルの位置や高さ、プリント開始などのプリンタの動作を制御できます。また、プリンタのインク残量やエラー情報等も取得できます。
「MDL(Mimaki Device Language)コマンド」については、当社から提供する技術情報(SDK)を使用してソフトウェアを開発していただくことで、お客様に最適なシステムの構築が可能になり、自動化・省力化へ貢献します。
4.「RasterLink(R)7」でナンバリングやバリアブルデータの差し込み印刷に対応
差込データを定義したCSVファイルとテンプレート画像を用意し、RasterLink(R)7上で差し込み位置やサイズを設定するだけで、一品一様の印刷が可能です。ナンバリング設定も簡単にできます。
株式会社ミマキエンジニアリングについて
ミマキエンジニアリングは、産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタおよびそのインク、ソフトウェアの開発・製造・販売・保守を行っています。サイングラフィックス、インダストリアルプロダクツ、テキスタイルアパレルの市場に向け、プリント工程のトータルソリューションを提供することにより、お客様に常に「新しさと違い」をお届けするイノベーターを目指しています。
企業・IRサイト: https://ir.mimaki.com/
製品サイト: https://japan.mimaki.com/
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