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ピカリング インターフェース、最大300x4チャネル、高電圧対応の新しいスケーラブルLXIマトリクス・プラットフォームを発表

(2022/1/6)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:ピカリング インターフェース

ピカリング インターフェース、最大300x4チャネル、高電圧対応の新しいスケーラブルLXIマトリクス・プラットフォームを発表

60W時に最大2Aで750VDCへのコールド・スイッチングを提供

電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーション・ソリューションのリーディング・サプライヤであるピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は、50x4単極LXIマトリクス・プラグイン・モジュール「65-218」(https://www.pickeringtest.com/ja-jp/products/lxi/scalable-lxi-platforms/scalable-high-voltage-matrix)を発表しました。新モジュールはピカリングの「65-200-002」LXIモジュラー型シャーシと組み合わせて、50x4刻みで最大300x4のマトリクス・サイズの構成を可能にするスケーラブルな高電圧マトリクス・プラットフォームを構築できます。この単極マトリクス・モジュールは2バージョンが用意されており、最大2A(スイッチングおよび許容)と60Wの最大スイッチング電力で400VDCあるいは750VDC(1kVパルス)のいずれかへのコールド・スイッチングが可能で、高品質の電気機械式(EMR)信号リレーを使用し長寿命を提供します。



スケーラブルな新LXIプラットフォームはモジュラー型構成により、優れた柔軟性を実現します。ニーズの変化に応じて追加のプラグイン・モジュールを簡単に取り付けることができ、制御ソフトウェアが新しい構成を自動的に検出します。プラグイン・マトリクスはフロントパネルを介してシャーシへの挿入が可能なことから、ユニットの構成とメンテナンスが大幅に容易になります。1個のモジュールの取り外しが必要な場合、機能プラグインに外付けケーブルを接続した状態で他のモジュールをテスト・システムに残すことができます。400Vバージョン(「65-218-101」モデル)は「65-200」シャーシの内部アナログ・バスを使用し、50x4マトリクス・プラグインに接続して大規模マトリクスを構成できます。750Vバージョン(「65-218-111」モデル)は外付けケーブルを使用してマトリクスを拡張します。すべての「65-218」プラグイン・モジュールのフロントパネル・コネクタ・インターフェースは、高電圧9ピン/50ピンDタイプ・コネクタを使用して接続します。

「65-200」プラットフォームはトリガー機能を備えた内蔵スキャン・リスト・シーケンス・ストアを提供します。ユニットへの事前定義済みテスト・シーケンスのローディングと自動実行を可能にすることにより、テスト・システムの効率を向上します。

新モジュールはパス抵抗をプラグイン・パス当たり200mΩ未満に最小化するよう、最適化されています。この設計はオンボードの電力損失と信号の整合性にメリットを提供し、熱オフセットは4µV未満(代表値)で、低信号レベル・アプリケーションにも対応できます。

ピカリング インターフェースのスイッチング・プロダクト・マネージャーのスティーブ・エドワーズは「シャーシ高がわずか2Uであることから、『65-218』50x4マトリクス・モジュールを使用したスケーラブルな高電圧スイッチング・ソリューションの製作と、テスト・システム・キャビネット内の所要面積の最小化が可能になります」と述べ、さらに「こうした高電圧ソリューションは航空宇宙テスト・アプリケーションへの導入に最適で、車載などの他の業界向けにも使用できます」と語りました。

モジュール内部でリレーの故障を迅速かつ容易に発見できるリレー内蔵自己診断機能(BIRST)やeBIRSTスイッチング・システム・テストなどのピカリングの診断ツールを含む広範なアクセサリ・サポートを利用できます。ピカリングの他のすべての製品と同様に、新モジュールは3年保証で提供されます。また、ピカリングは「65-218」モジュールをサポートする広範な標準/カスタム相互接続アクセサリも提供しています。

ピカリング インターフェースについて
ピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーションの設計/製造を行っている企業です。PXI、LXI、PCIアプリケーション向けに、業界で最も広範なスイッチング/シミュレーション製品を提供しています。さらに、こうした製品のサポートのため、社内のソフトウェア・チームが開発したアプリケーション・ソフトやソフトウェア・ドライバと合わせて、ケーブル/コネクタ・ソリューション、診断試験ツールも提供しています。

ピカリング製品の仕様は世界で使用されている試験システムに対応しており、その優れた信頼性と価値に対しては高い評価が寄せられています。ピカリング インターフェースは米国、英国、ドイツ、スウェーデン、フランス、チェコ共和国、中国での直接的な営業活動とともに、北/中南米、欧州、アジアの国々での代理店網によりグローバルな活動を展開しています。現在、車載、航空宇宙/防衛、エネルギー、産業機器、通信、医療、半導体などのすべての電子機器業界に対し、製品/サービスを提供しています。シグナル・スイッチング/シミュレーション製品や販売窓口の詳細については、https://www.pickeringtest.com/ja-jp/ をご覧ください。

日本では、アンドールシステムサポート株式会社(https://www.andor.jp/)がピカリング インターフェースの総代理店となっています。

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