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(2022/5/11)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社グーテンベルク
極東精機製作所などと共同で開発
株式会社グーテンベルク(本社:東京都大田区南蒲田2-19-4 kyokutou3F 代表取締役:李丞株)は、デスクトップ型高速FFF(熱溶解積層)式3Dプリンター”G-ZERO”を2022年6月1日より販売開始、順次出荷します。本製品の開発・製造は、大田区で長い歴史のある極東精機製作所と安久工機との協力により実現しました。G-ZEROは高速造形が特徴の低価格業務用3Dプリンターです。販売価格は価格98万円(税別)、初年度保守・基本サポート込み、年間製造台数は90台前後になる見込みです。
■FFF式3DプリンターG-ZEROについて
G-ZEROは、これまでのFFF式3Dプリンターの欠点であった「遅い」という弱点を克服し、研究開発や加工現場での試作・一品物製造のサイクルを加速し、少量から中量生産の間を埋める製品です。一般的な既存他社製品の造形速度40-80mm/sに対して、G-ZEROは最大500mm/sを達成しています。これまでのFFF式3Dプリンターでは、大きな造形物になると半日以上かかるのが一般的でしたが、高速化により多くのものを一日のうちに造形可能です。
高速造形により新たな領域での3Dプリンターの活用が期待されます。これまでのFFF式3Dプリンターは個人や企業R&D部門により試作や治具、一品物の製作用途に使用されてきました。G-ZEROは、営業時間内での造形、学校の授業中など、時間的制約により使用が難しかった領域に展開可能です。さらに、試作や一品物などの製作だけでなく、プラスチック製品の中量産を目指して作られた機体です。
■複数の製造業社との協力により実現した製品
株式会社極東精機製作所(本社:東京都大田区南蒲田2-19-4)および有限会社安久工機(本社:東京都大田区下丸子2-25-4)の二社と協力関係を構築しています。一般に、ハードウェア開発でプロトタイプ→量産設計の段階はつまずきやすいとされていますが、同二社とプロダクトデザインを含めてゼロ距離でコミュニケーションを取ることで、性能・コストの両面を考慮した量産設計を実現しました。G-ZEROの筐体部品の多くが、大田区を中心とする専門性の高い加工技術を持つ製造業社により生産されています。
■製品スペックについて
製品名:G-ZERO
価格:98万円(税別) ※初年度保守・サポート込み
■株式会社グーテンベルクについて
高速3Dプリンターの開発・製造・販売に挑戦するスタートアップです。より多くの人にものつくりする機会を届け、イノベーティブなアイディアが実現しやすい環境を作るため、民主的なものづくり・開かれた製造業の実現を目指しています。設計者と加工者との間にある溝を埋めるその第一歩として、3Dプリンターの普及と活用促進に尽力していきます。
お客様のお問い合わせ先
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購入前相談: info@gutenberg.co.jp
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