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(2023/12/11)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:パナソニックグループ
○JR東日本では、すべてのお客さまに安心してご利用いただける快適な鉄道づくりに取り組んでいます。
○JR東日本とパナソニック コネクトでは、誰もが聞き取り易い放送装置「放送音量自動制御システム(以下、本システム)」を開発しました。
○本システムは、周囲の騒音をリアルタイムで集音し、お客さまが常に聞き取り易い放送となるように放送音量を自動で調整するシステムです。
○今回、さいたま新都心駅コンコースにおいて、2023年12月11日から本システムを本格稼働させます。
1. 開発背景
駅においては、列車の走行音など周囲の騒音が大きく、また発着列車の有無等で騒音の変動があり、必要な情報を放送しても正しく内容が伝わりづらい状況がありました。
そこで、JR東日本が培った駅の音環境に関する知見と、駅放送技術に長年の歴史を持つパナソニック コネクトの先鋭した技術力を掛け合わせ、誰もが聞き取りやすい放送を実現する本システムを開発しました。
2. 本システムの概要
・常に変動するコンコース内の騒音を、騒音センサーによりリアルタイムで集音し、騒音と放送音量の差を適切に常時維持するように放送音量を自動制御します(「騒音量+7~10 dB」程度)。これにより、過剰にうるさく感じることなく聞き取り易さの向上が図れます。
・放送音が過剰に大きくなる(うるささの閾値を超える)場合には、一定レベル以上に放送音量が大きくならないよう自動で音量を抑える機能を搭載しています(ピークカット機能)。
・本システムは、バリアフリー整備ガイドライン(国土交通省 2022年3月改訂)に示されている「案内音の音量設定にあたっては、音案内設置場所の空間特性を考慮し、環境騒音や残響の中でも聞き取れる音量を確保することが望ましい。原則として、環境騒音に対し約10 dB以上を確保する」という内容に準拠しています。
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]さいたま新都心駅で放送音量自動制御システムを本格稼働させます(2023年12月11日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn231211-3
<関連情報>
・放送音量制御の様子
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom/pr-20231211-01
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