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(2023/12/23)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:東京ガス株式会社
東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)の100%出資子会社である東京ガスアメリカ社(社長:犬飼 朗)は、本日、米国の系統用蓄電池開発事業者であるクリーンキャピタルパートナーズ(Clean Capital Partners)社が米国テキサス州で開発を進めている最大出力17万kWの「ロングボウ(Longbow)蓄電池事業」(以下「本事業」)を取得することを決定しました。
本事業の保有事業会社 ロングボウベス(Longbow BESS)社を約216百万米ドルで取得する契約を、年内に締結予定です。本事業は、2024年内に稼働を予定しており、東京ガスグループ初の系統用蓄電池事業となります。
米国テキサス州は、再生可能エネルギー事業の開発が急速に進んでおり、東京ガスアメリカ社も大規模太陽光発電事業「アクティナ(Aktina)太陽光発電所」*を運営しています。再生可能エネルギーの普及が進むことで、系統電力の安定化に不可欠な調整電源の需要が高まる中、蓄電池などの導入容量は少なく、今後の開発余地が大きいと見込まれています。
本事業の建設予定地は、電力需要が旺盛なヒューストン市の近郊であり、テキサス州内でも特に調整電源の需要が高いエリアに位置しています。
東京ガスアメリカ社は、テキサス州電力市場(ERCOT)において充電した電力を、市場の供給力・調整力が不足し電力市場価格の高い時間帯に放電することで、市場の供給安定化に貢献するとともに、東京ガスグループの経営ビジョン「Compass2030」で掲げる海外事業の利益目標500億円に向けて取り組んでいきます。
東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」で「CO2ネット・ゼロへの挑戦」を掲げています。再生可能エネルギーの普及が加速する中、電力市場における調整電源の需要の高まりへの対応として蓄電池事業も推進することで、電力の安定供給および脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
*:米国での大規模太陽光発電事業の取得について(2020年7月29日発表)https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20200729-03.html
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