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(2024/1/19)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:日本IBM
生成AIを活用してビジネスの効率化を目指すIBMとSAP社のAIパートナーシップを基盤とするイノベーション
【米国ニューヨーク州アーモンク 2024年1月11日(現地時間)発】
IBMは、本日、消費財・小売業界の企業向けのサプライチェーン、財務業務、販売やサービスの強化を支援する、生成AIを活用したソリューション開発においてSAP社と協業することを発表しました。
IBMとSAPは、テクノロジーに関する専門知識を共有しており、ビジネスに特化したAIとデータのプラットフォームである、IBM watsonxとAIアシスタント製品のSAPソリューションへの組み込み( https://jp.newsroom.ibm.com/2023-05-08-SAP-to-Embed-IBM-Watson-Artificial-Intelligence-into-SAP-Solutions )を完了しました。IBM Consultingは、SAPとの協業のもと、店舗直送のビジネス・プロセスや商品ポートフォリオ管理の複雑性に対処することに重点を置いた、生成AIおよび従来型AIを活用した新しいソリューションを開発します。すでにIBM ConsultingとSAPは世界中の消費財業界のお客様と協力し、SAP Direct Distribution(R)ソリューション( https://help.sap.com/docs/SAP_S4HANA_ON-PREMISE/8308e6d301d54584a33cd04a9861bc52/9d38c30ffbcb44f1a2e09dfe1bfa1903.html )と統合可能な安全でスケーラブルなAIソリューションを構築するための詳細な要件を収集しています。
開発予定のソリューションは、消費財企業、卸売業者、小売業者が、以下を通じて、店舗レベルの品揃えをより効率的に管理し、商品流通を改善し、収益増加の促進することを目的にしています。
輸送計画と運行の強化: IBMは、SAP Direct Distributionソリューションに天候、交通、地域イベントなどの外部データを送り、AIを適用して消費財企業が最適な店舗配送ルートを特定し、コストやカーボンフットプリント削減の支援を計画しています。情報はリアルタイムで更新され、その情報をもとにドライバーは地域の状況に応じて配送ルートを臨機応変に変更できます。
店舗レベルでの品揃えの最適化: IBMは、各店舗の市場動向、過去の販売パターン、需要予測や現在の商品構成に基づいて店舗レベルで品揃えができるように、AIおよび生成AIの適用を計画しています。このソリューションは、具体的なお薦め商品の提案ができるようにすることを目指しており、売上最大化と商品廃棄最小化に向け、店舗の品揃えに十分な商品を追加するための事前計画なども含まれます。
注文決済の自動化: 店舗への直接配送は複雑であるため、しばしば取引の自動決済が妨げられることがあります。IBMはSAPと協業し、自動化とインテリジェント・ワークフローを使用して業務効率を向上し、SAP Direct Distributionのラスト・ワン・マイル配送コンポーネントのAIに基づいて決済精度の向上を支援するソリューションを開発します。
IBM Consultingのグローバル消費財インダストリー・リーダー、グローバル・マネージング・ディレクターのルク・ニアジ(Luq Niazi)は、「グローバルおよび各国の消費財業界の企業は、さまざまなコマース・アプリケーションを管理する必要があり、業務の改善および顧客の期待に応えるために積極的な提案を行うための高度な知見が必要です。IBMは、SAPソリューションにAIを組み込むという長年の取り組みをもとに、SAPとともに企業がさらなるビジネス価値を達成できるよう支援したいと考えています」と述べています。
IBM Consultingは、これらのソリューションをSAP Business Technology Platform(R)(SAP BTP)( https://www.sap.com/products/technology-platform.html )上に構築し、APIを通じてwatsonx( https://www.ibm.com/jp-ja/watsonx )と統合する予定です。倉庫計画担当者、最前線にいる配送担当者、顧客担当者は、watsonx Assistantを活用したIBMの会話型検索機能を活用したチャットボットの開発により、充実したユーザー体験を得ることができます。
SAP コンシューマー・プロダクト・インダストリー&ライフ・サイエンス・ビジネス・ユニット シニア・バイス・プレジデントのEJケニー(EJ Kenney)氏は、「SAPでは、消費財企業の業務改革と収益改善を支援するこの重要な取り組みで、IBMと協力できることを楽しみにしています。SAPは、店舗への直接配送の管理にともなう複雑さを理解しており、AIの力を活用することで、お客様がラスト・ワン・マイルの配送をより効果的に管理し、廃棄を最小限に抑え、顧客満足度を向上させ、今日の変化の速い消費者業界においてビジネス価値を実現できるよう支援することを目指しています」と述べています。
IBMコンサルティングの卓越したAI専門知識と能力
21,000人を超えるIBM ConsultingのデータおよびAIの専門家は、協業的でオープンなエコシステム・アプローチを通じて、SAP、IBM、その他の戦略的パートナー企業のテクノロジーを含むエンタープライズ向けAIにより、お客様がビジネス変革を加速できるよう支援する準備が整っています。
IBM Consulting( https://www.ibm.com/jp-ja/consulting )は、業界をリードする企業の複数のクラウド上の複数のAIモデルを採用する、多様なAIパートナー・エコシステムと連携しています。これにより、お客様は適切なモデルと最適なアーキテクチャーを選択することができます。
IBM Consultingは、ハイブリッドクラウドと AI テクノロジーにより、お客様のビジネス変革を加速します。戦略、エクスペリエンス・デザイン、テクノロジー、オペレーションにまたがる業界の深い専門知識を有し、世界で最も革新的で価値のある多くの企業の信頼できるパートナーとして、最も複雑なシステムのモダナイゼーションと安全性の確保を支援しています。IBM Consultingの16万人のコンサルタントは、オープンな働き方を採用し、実績ある共創手共創手法であるIBM Garageを活用し、アイデアを成果へとスケールさせています。
IBMの将来の方向性および指針に関する記述は、予告なく変更または撤回される場合があります。これらは目標および目的を提示するものにすぎません。
当報道資料は、2024年1月11日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの一部をもとにしています。原文はこちら( https://newsroom.ibm.com/2024-01-11-IBM-Collaborates-with-SAP-To-Develop-New-AI-Solutions-for-the-Consumer-Packaged-Goods-and-Retail-Industries )を参照ください。
SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。またその他記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
IBM、IBM ロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
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