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(2024/7/30)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:日本テラデータ株式会社
国産データカタログでAIおよびデータ活用の障壁を解決
東京発 - 2024年7月30日 - 日本テラデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高橋 倫二、以下 日本テラデータ)は本日、日本のエンタープライズ企業向けに次世代データインテリジェンスソリューションを提供する株式会社Quollio Technologies(代表取締役:松元亮太、本社:東京都千代田区、以下Quollio)と、日本企業のメタデータ管理を効率化し、データおよびAI活用を推進するための協業を開始したことを発表します。
Quollioはメタデータ管理技術を中心に、国内のエンタープライズ企業向けにデータガバナンスやデータ利活用の促進を支えるデータインテリジェンスソリューションQuollio Data Intelligence Cloud (https://quollio.com/news/release_20230906)を提供します。同製品は、メタデータ収集に加えて、これを有益な情報へと整理し、データ資産全体を日本特有の組織構造に適した形で管理できるデータカタログソリューションです。国産ソリューションならではの自然で直感的な日本語によるUIと親しみやすい操作性で、全社横断でデータを共有し、これを利活用することでビジネス価値を向上させます。また、Quollioはエンタープライズ企業のデータマネジメントの運用設計やノウハウなどのメソドロジーをもとに伴走支援もおこないます。
日本テラデータは、包括的なAI向け機能を搭載するクラウドデータ基盤 Teradata VantageCloud (https://www.teradata.jp/platform/vantagecloud)を提供します。同製品は、企業が持つサイロ化したデータを論理的に統合し、一元的にアクセスし、分析することを可能にします。生成AIを含むAI/Mlモデルを大規模に運用し、信頼できるAIを企業全体で活用することで、AIによるビジネスイノベーションを推進します。
今回の協業にあたり、Quollioは、Quollio Data Intteligence Cloudのデータソースの一つとして、Teradata VanatgeCloudをサポートしました。ユーザーはTeradata VantageCloudでデータのサイロ化を解決し、論理的に一元化できるだけでなく、Quollio Data Intelligence Cloudの操作性の高いインターフェイス上で、当該メタデータを整理したデータカタログから、簡単に求めるデータを抽出できるようになります。また、AI/MLに、信頼できるデータを供給し、モデル開発することが可能となります。さらにTeradata VantageCloudに搭載された高度アナリティクス機能ClearScale Analyticsが、AI/MLのモデル開発を効率化するとともに、開発したモデルの大規模な運用をサポートします。
今回の協業の背景
大規模言語モデル(LLM)による生成AIの活用が注目を集める一方で、増え続けるデータ管理はますます困難になりつつあります。企業内に散在するデータ基盤で無秩序に生成され続けるデータは、更に加工、分析、再格納される過程で同じようなデータが無限に生まれ、結果として定義の不整合や品質の低下、データ発生源の不明瞭化などの問題が多発しています。部門ごとにデータを管理し、他部署や全社で共有されないという企業文化も散見されます。こうした状況下で、AIに信頼できるデータを供給し、データおよびAI活用を組織全体で推進するために、企業横断でのメタデータ管理やデータガバナンスの重要性が高まっています。
効率的なAIモデル開発に必要なのは、データの信頼性の担保、企業内データの共有や活用促進、データサイエンティストが即座にデータを発見できることです。そのためには、データの論理的な一元化と、その中から必要なデータを見つけることのできるデータカタログのソリューションが必要です。
今後両社は、それぞれのソリューションを組み合わせて提供していくことで、データの論理的な一元化とデータカタログの整備を容易にします。そして、信頼できるデータによる信頼できるAIの実運用、データガバナンスおよびビジネスイノベーションの推進の支援を通じて、日本企業が直面する様々な課題を解決できるよう貢献してまいります。
Quollio Technologies執行役員 VP Sales / Alliance 品川 哲也氏は、今回の協業について次のように述べています。「Quollioのデータインテリジェンス展開の重要なステップとして、日本テラデータとの連携強化を大変嬉しく思います。歴史あるテラデータのデータ分析基盤と当社のメタデータ管理・データガバナンスに関する技術力を結集させ、より包括的なソリューションへの進化を期待しています。大企業データ活用における真の価値創出に貢献すべく、今後更なる関係深化を楽しみにしております」
日本テラデータ 執行役員 パートナーアライアンス事業部 事業部長 石井 誠人は、今回の協業について次のように述べています。「今回、日本国内においてこの協業を開始できることを大変うれしく思います。生成AIの登場で、AIへの注目が高まる中、信頼できるデータがますます重要となってきました。データのサイロ化を解決し、Teradata Vantage Cloudでデータ活用を推進する上で、データカタログの需要は高まっています。Quollio Data Intelligence Cloudと連携することにより、日本企業のメタデータ管理をより効率化し、AI、データのさらなる活用に貢献できることを期待しています」
Quollio Data Intelligence Cloudについて
エンタープライズ企業のDXやデータ活用を加速するプラットフォームです。さまざまなデータ基盤関連ツールからの情報の収集や、メタデータを有益な情報へと整理、組織のデータ資産の全体像を管理することができます。データサイエンティストやデータエンジニアだけでなく、ビジネスユーザーやDX担当者など幅広い利用者を想定したわかりやすいUIで、企業全体のデータ活用・データガバナンスの活動を根本から支えます。
株式会社Quollio Technologiesについて
世界中の情報と知を繋げ、人々や企業が繋がり、新たな価値創造を促進する未来を築くことをミッションとしているデータテクノロジーパートナーです。Quollioは、メタデータ管理技術とソフトウェア開発力を軸に、企業のデータにまつわる経営課題を解決し、社会のデータからの価値創造を促進します。
Teradata VantageCloudについて
Teradata VantageCloudは、Teradataが提供する最も包括的なAI機能を搭載するクラウドデータ分析基盤です。Amazon Web Services、Azure、Google Cloudの主要パブリッククラウド、オンプレミス上で利用することが可能です。これらパブリッククラウド上のTeradata VantageCloudを連携させるマルチクラウド、さらにオンプレミス環境を連携させるハイブリッドクラウドでデータ分析基盤を構築することができます。超並列処理技術、高度なワークロードマネジメントなどにより比類なき低い総所有コスト(TCO)で大規模なデータ分析基盤を運用することが可能です。また、高度なアナリティクス機能ClearScape Analyticsを搭載し、生成AIを含むAI/MLのモデル開発から運用までエンドツーエンドのパイプラインを大規模に実行することが可能です。
Teradataについて
Teradataは、より良い情報が人と企業を成長させると信じています。Teradataが提供する最も包括的なAI向けクラウドデータ分析基盤は、信頼できる統合されたデータと信頼できるAI/MLを提供し、確実な意思決定、迅速なイノベーション、価値あるビジネス成果を実現します。詳しくは、Teradata.jpをご覧ください。
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Teradata のロゴは商標であり、Teradata は Teradata Corporation および/またはその関連会社の米国および世界における登録商標です。
■本件に関するお問い合わせ
日本テラデータ株式会社 広報担当 有賀(ありが)
TEL : 070-4532-8253 | E-Mail: asako.ariga@teradata.com | http://www.teradata.jp
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