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ペットリファインテクノロジー:製造・販売する再生PET樹脂にブランド名「HELIX(TM)」を冠しコーポレートロゴも刷新

(2024/8/2)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:株式会社JEPLAN

ペットリファインテクノロジー:製造・販売する再生PET樹脂にブランド名「HELIX(TM)」を冠しコーポレートロゴも刷新

―JEPLANグループ独自のPETケミカルリサイクル技術を用いて"なんども循環する社会“の実現に向けて―

株式会社JEPLAN(代表取締役 執行役員社長:高尾 正樹、以下「JEPLAN」)のグループ会社・ペットリファインテクノロジー株式会社(代表取締役 執行役員社長:伊賀 大悟、以下「ペットリファインテクノロジー」)は、独自のPETケミカルリサイクル技術*¹ を用いて製造・販売する再生PET*²樹脂に「HELIX(TM)」というブランド名を冠しました。また、「HELIX(TM)」のブランドコンセプトに合わせて、ペットリファインテクノロジーのロゴも刷新したことをお知らせします。 「HELIX(TM)」ブランドサイト:https://helix.pet




近年、環境問題への意識の高まりから再生素材の需要が世界的に高まっています。欧州においては、プラスチック包装の再生素材の最低限の含有量につき、2030年以降30%、2040年以降50%の二段階に分けて規制の導入が検討されています*³。また、日本国内においては、清涼飲料業界団体が2030年に使用済みのペットボトルを再度ペットボトルに戻すボトルtoボトルリサイクル(水平リサイクル)の比率を、販売量に対して50%以上に引き上げることを宣言しています*⁴。サーキュラーエコノミーの実現に向けては、再生素材の積極的な使用に加えて、使用後の製品を再びリサイクルし限りある資源を循環することが不可欠です。

一般的に、使用済のペットボトルは不純物を多く含むため、再びペットボトルにリサイクルすることが難しいとされています。ペットリファインテクノロジーでは、日本国内で回収したペットボトルを主な原料に、独自技術を用いて分子レベルまで分解し色素や金属などの不純物を取り除くことで、再びペットボトルの素材に使用できる再生PET樹脂を製造しています。この再生PET樹脂は、石油由来のPET樹脂と同等の品質を有しているため、ペットボトルや化粧品容器などの素材としても使用が可能です。また、リサイクルプロセスにおいて、石油由来の製造と比較してCO2の排出量を削減することに寄与*⁵しています。

この度、再生素材のさらなる普及を目指して、ペットリファインテクノロジーで製造する再生PET樹脂に「HELIX」のブランド名を冠しました。「HELIX」は、環境配慮の観点から再生素材の採用に取り組む飲料および化粧品メーカーの皆様のペットボトルや化粧品容器などの幅広い製品に採用されています。ブランド名を冠したことで、再生素材の採用を促進するとともに、ブランドコンセプトである"なんどでも循環する“技術や製品の特徴を広く訴求し、再生素材を使用した製品を購入する消費者の皆様にも認知いただくことで、"なんども循環する社会“の実現を目指します。

今後もJEPLANグループでは「あらゆるものを循環させる」というミッションの実現に向けて、引き続き国内外のパートナーとの連携を進め、グループ一丸となりサーキュラーエコノミーの牽引に努めてまいります。

■HELIX(TM) 概要(URL:https://helix.pet
「HELIX」は、主に使用済みのペットボトルなどを原料に、独自のPETケミカルリサイクル技術を用いて製造された再生PET樹脂です。この再生PET樹脂は、石油由来のPET樹脂と同等の品質を有しているため、ペットボトルや化粧品容器の素材として使用できるだけでなく、再生素材の使用による環境負荷の軽減に貢献することが可能です。
ブランド名「HELIX」は、英語で「螺旋」を意味し、螺旋のようになんどでも繰り返しリサイクルが可能であることを表しています。

■HELIX(TM) 採用企業・製品紹介(URL:https://helix.pet/blogs/case-study) *アルファベット順
"なんどでも循環する樹脂“「HELIX」が採用された製品をブランドサイトにて公開しています。
・  アサヒ飲料株式会社
・  株式会社アテニア
・  株式会社ファンケル
・  花王株式会社
・  キリンビール株式会社
・  株式会社コーセー
・  株式会社資生堂


*1 JEPLAN テクノロジー:https://www.jeplan.co.jp/technology/
*2 PET(ポリエチレンテレフタレート)
*3 Provisional agreement on packaging and packaging waste (Council of the EU):https://data.consilium.europa.eu/doc/document/ST-7859-2024-INIT/en/pdf
*4 2030年ボトルtoボトル比率50%宣言(一般社団法人 全国清涼飲料連合会):https://www.j-sda.or.jp/ippan/news_view.php?kind=1&id=311
*5 JEPLAN サステナビリティ:https://www.jeplan.co.jp/sustainability/


■ペットリファインテクノロジー株式会社(https://www.prt.jp/
代表取締役 執行役員社長: 伊賀 大悟
設立: 2008年10月
事業内容: 独自のPETケミカルリサイクル技術を用いた使用済みペットボトルのリサイクル樹脂の製造・販売

JEPLANは2018年に川崎市にある商用プラント・ペットリファインテクノロジーを買収後、2021年に操業を再開しました。世界でも商用化事例がほとんどないケミカルリサイクル技術を用いた使用済ペットボトル等から主にペットボトルの原料になる再生PET樹脂を製造・販売しています。ペットリファインテクノロジーはプラント操業に関して10年以上の実績を有しており、この実績を活かしてJEPLANグループ全体で41の自治体と連携したボトルの資源循環事業や、飲料および化粧品メーカーなどに再生PET樹脂を採用いただくことで資源循環に取り組んでいます。

この度、主要製品である再生PET樹脂に「HELIX」のブランド名を冠したことに合わせて、ブランドコンセプトを統一しコーポレートロゴを刷新しました。「HELIX」のブランドコンセプトの螺旋をペットリファインテクノロジーのロゴにも反映しています。




■ 株式会社JEPLANhttps://www.jeplan.co.jp
代表者:代表取締役 執行役員社長 高尾 正樹
設立:2007年1月
主な事業内容:PETケミカルリサイクル技術関連事業(対象:ペットボトル・ポリエステル)など

「あらゆるものを循環させる」をミッションに掲げ、広くサプライチェーンに携わりながら、独自のPETケミカルリサイクル技術を用いたものづくり、事業開発や技術ライセンスの展開を推進することで、限りある資源の循環を実現し、CO2の排出量削減に寄与しています。
独自のケミカルリサイクル技術と資源循環の仕組みづくりにより、不要な衣類を回収し「服から服をつくる」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランド「BRING(TM)」の運営や、自治体や企業と連携をしてペットボトルを何度でも繰り返しリサイクルを実現する資源循環の事業に取り組んでいます。
資源循環を社会に実装するため、PETケミカルリサイクルのプラントを北九州響灘と川崎(グループ会社:ペットリファインテクノロジー株式会社)の2拠点で運営しています。


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