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(2024/8/30)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:オトロン
BCHRの活用で人の目による検証だけではない、デジタルデータを用いた正確で効率的な車両評価を実現可能に。
自社ローン専門中古車販売店として東北・関東及び中部に展開するオトロンカーズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:吉武 誠一、以下「オトロン」)は、世界トップクラスの自動車サプライヤーであるボッシュ株式会社(本社:横浜市都筑区、代表取締役社長:クラウス・メーダー、以下「ボッシュ」)が開発したBCHR(=Bosch Car History Report)を活用し、車両骨格のダメージについてEDR(=イベントデータレコーダー)記録に基づくデジタルデータを用いて可視化することで、正確な車両評価を効率的に実現することを可能としました。
昨今の中古車業界では、車両の品質に対する不透明性が高まり、それに付随してお客様からの不満や不信につながる傾向も伺えます。オトロンは現在の中古車業界では車両を仕入れる際に行われている各セクション担当者の目視による車両評価に加えて、EDRに記録された衝突データなどを活用して車両の品質管理をさらに高めることで、お客様へより安心・安全な車両を提供いたします。
オトロンは約4,000坪規模の大型整備工場である「羽生ファクトリー(埼玉県羽生市)」を中心にBCHRの導入を推進しております。BCHRの活用により、品質を担保しお客様に安心・安全なお車を提供し続けてまいります。またこのBCHRを活用した取り組みは中古車販売店では世界初となります。
EDRとは
EDR(=イベントデータレコーダー)は事故発生時の車両の状態を記録する電子データです。中古車業界では車両を仕入れる際、各セクション担当者が目視で車両評価を行い仕入を行っているためより精密な事故歴を見落としているケースもありますが、EDRに記録された衝突データをBCHRにてデジタル処理する事により、事故歴を可視化する事が可能となりました。さらに、EDR搭載が2022年7月以降の新型車より義務化されたことによって多くの車両でも実現可能となります。
写真)ボッシュ提供、EDRレコーダー
中古車業界におけるBCHR活用への期待
車両に記録された電子記録であるEDRデータより、過去の事故などによって車両への衝突履歴(イベント)の有無やイベントありの場合はそのインパクトの大きさと入力角度を表示する衝突履歴診断レポートです。
このレポートで主にわかることは下記5点です。
1.骨格部分への衝突履歴の有無と、そのダメージのインパクトの大きさ・入力角度
図)ボッシュ提供、BCHRレポート表示仕様
2.目視で見落とされていたスモールインパクトも検証が可能
写真)インパクト小ダメージ
写真)インパクト中ダメージ
写真)インパクト大ダメージ
3.エアバック展開の有無
4.エアバッグコンピュータ(ACM)の交換の疑い
5.衝突履歴記録超過(衝突履歴回数)
実際に修復歴無しと診断された車両でも中ダメージの記録があった車両が存在しており、オトロンではこのような車両については品質を再度検証し、品質基準に満たないものはお客様へ提供いたしません。
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