DJI、空撮体験を強化する最新の75mm F1.8レンズを発表

Inspire 3用に設計された、DJI史上最大の絞り値と最長の焦点距離、操作性を極めた新しいDLレンズが登場




2024年9月3日 - クリエイティブな映像技術で世界をリードするDJIは、本日、革新的な中望遠レンズDL 75mm F1.8レンズを発表します。このレンズは、DJIのDLレンズ史上で最大の絞り値と最長の焦点距離を誇り、Inspire 3シネマドローンのZenmuse X9 Airジンバルカメラ用に設計されています。DL 75mmレンズの発売により、DJIのフルフレームレンズのラインナップが、超広角、広角、標準、中望遠の焦点距離に拡大され、幅広い撮影ニーズに対応できるようになりました。


DJIのクリエイティブ ディレクター、Ferdinand Wolfは次のように語っています。「新しいDJI DL 75mmレンズの発表により、当社はこれからも、空撮とハンドヘルド撮影を新たな次元に引き上げ、映像制作業界に革新をもたらし続けます。民生用ドローンとクリエイティブなカメラ技術のリーダーとして、DJIは、クリエイターの創造性の可能性を解き放ち、ビジョンの実現に必要なプロ仕様のツールを提供していきます。」
豊かな映像表現を実現する75 mmの長い焦点距離
DJIのDLマウントレンズシリーズ最長の焦点距離を誇るDJI DL 75mmは、より被写界深度の深い映像を撮影できます。自然風景の豊かなディテールを捉えたり、高速のカーチェイスを安全な距離からクローズアップで撮影したり、様々なシーンで被写体の複雑な構図を映像に収めたりすることができます。
F1.8の大口径レンズで、1日中快適なパフォーマンスを実現
DJI DL 75mmのF1.8といった広い絞り値は、夜間や低照度条件でも優れた撮像性能を発揮します。また、被写界深度を浅くして、背景をぼかし、被写体に焦点を合わせたスタイリッシュな映像を撮影することも可能です。Inspire 3のデュアルISOとEI 800/4000との組み合わせにより、DL 75mmは、街のナイトシーンのクリアで透明感あふれる美しさを再現し、光と影の魅力を空から捉えます。
傑出した光学品質
DJI DL 75mmは、3枚の特殊低分散レンズを含む、9群10枚のレンズ構成を採用しています。また、UMCコーティングで内部反射をさらに抑え、より高いコントラストとよりクリアな映像を捉えることができます。この独自の設計により、高いシャープネスと低い色収差を実現し、細部までを忠実に再現した高品質な映像を実現します。
軽量設計により、極めて高い操作性を実現
DJI DL 75mmは空撮用に最適化されています。一体型カーボンファイバー製ハウジングの採用により、レンズの重量はわずか269 gで、Inspire 3シネマドローンの高い可動要件を満たしています。さらに、ピッチ軸とヨー軸に搭載されたカウンターウェイトブロックにより、ドローンジンバルは、飛行バランスを維持することができます。
DJI Care Pro
DJI Inspire 3向けのDJI Care Proサービスプランがアップグレードされ、Zenmuse X9-8K Air用に設計されたすべてのDJI純正レンズが対象となりました。また、DJI Care Proプランの価格も変更されています。1年版は159,500円、2年版は292,600円となります。詳細やプランのご購入については、https://store.dji.com/product/dji-care-pro-2-year-dji-inspire-3をご覧ください。


DJI Care Proサービスプランをご購入済みのお客様は、当該プランの有効期間中、レンズ保護サービスをご利用いただけます。2024年8月3日～9月3日の間に、元の価格でDJI Care Proプランをご購入されたお客様には、DJI TB51インテリジェント バッテリーを無償で提供いたします（1年版は2個、2年版は4個）。ご購入時の販売店にご連絡ください。
価格と販売時期
DJI DL 75mm F1.8レンズの価格は、231,000円です（レンズ、レンズ保護ガラス、レンズカウンターウエイトリング、ピッチ軸カウンターウエイトブロック、ヨー軸カウンターウエイトブロック、収納ボックス、ドライバー、ネジを含む）。公式オンラインストア (store.dji.com)、DJI 正規代理店などにて、本日よりお買い求めいただけます。詳細については、以下のリンクにてご確認ください：https://www.dji.com/inspire-3
Inspire 3の最新ファームウェア情報
DJI Inspire 3の最新のファームウェアは、9月3日から全国にてダウンロード可能です。
今回のファームウェア更新の内容は以下のとおりです。
- DJI DL 75 mm F1.8レンズに対応。
- Spotlight ProにPinPointモードが追加され、被写体としてGPS座標点の選択が可能に。
- ダイナミック ホームポイントの有効化に対応。
- 写真撮影時のオプションとしてAEBモードを追加。
- Waypoint Pro使用時、ジンバルロール角度の設定と記録に対応。
- 飛行制御パラメーターのExpoパラメーターに適応ヨー速度オプションを追加。
- ジンバルパラメーターに適応ジンバル速度オプションを追加。
- 飛行制御パラメーターにフライトモード保護を追加。
- ライブビューにジンバルロール角度を表示。
- カメラ詳細設定の表示パラメーターに、カスタム可能なフレームガイド比を追加。
- 送信機のHDMIポートにモニターを接続後、音声リソースの選択が可能に。
- アルバム内にて、送信機の動画キャッシュをSDカードにコピーすることが可能に。
- 映像のファイル名とフォルダー名にループコードを追加し、名前の重複を防止。
- Vision Assistのバックビューを非ミラー表示（非反転表示）に更新。
- 一部のマイナーな不具合を修正。



DJIについて
2006年の創業以来、DJIは民生用ドローン業界の草分け的存在として、イノベーションで世界をリードしています。ユーザーの初めてのドローン飛行をサポートし、プロの撮影作業に革新をもたらしてきました。今日、DJIは人類の進歩を継続的に促進することで、より良い世界を構築していくことを目標に日々邁進しています。常に純粋な好奇心をもち、あらゆる問題解決に尽力し、農業、公共安全、測量・マッピング、インフラ点検などの分野にもビジネスを拡大してきました。DJI製品はこれらの分野においても、新たな価値を生み出し、世界中の人々の生活に前例のない変革を提供しています。


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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000307.000015765.html