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(2018/6/26)
カテゴリ:調査レポート
リリース発行企業:株式会社朝日学生新聞社
朝日小学生新聞、こども食堂安心・安全向上委員会
各地に広がる「子ども食堂」について、朝日小学生新聞(朝小)と「こども食堂安心・安全向上委員会」は朝日小学生新聞の読者を対象に4月~5月にアンケートを行いました。約320人から回答がありました。約半数が子ども食堂のことを知っており、6割が「行ってみたい」と思っているという結果が出ました。
■子ども食堂を「知っていた」49%、報道で知る子が多い
子ども食堂について小学生に聞いた調査は、同委員会によると初めてです。4月25日の朝日小学生新聞の紙面や朝小リポーター(読者リポーター)へのメールで回答を呼びかけ、ウェブサイトを通じて、またはFAXで回答してもらいました。32都道府県の323人から回答を得ました。
子ども食堂を知っているかという問いには、「知っていた」は49%、「朝小の記事を読むまで知らなかった」は50%でした。5、6年では知っていた割合が60.6%でした。
子ども食堂に行ったことがあるかどうかでは、「いいえ」が93%。「ある」と答えた人は6%で、そのうち「1回」は3%、「2回」が0.6%、「3回」が1.5%でした。
子ども食堂を知っていた人のうち、知ったきっかけは「お母さん、お父さんなど親、保護者から」が19%でしたが、「その他」が43%と最も多く、自由回答によるとテレビや新聞などの報道で知った人が多いようです。「学校の先生」「友だち」は4%でした。子ども食堂に行ったことがあると答えた人のうち、学校がきっかけで知った人は0%でした。
■あったらいいな「クリスマス会など」65%、「いっしょにあそんでくれる人」58%
近くに子ども食堂があったら行ってみたいかについては「行ってみたい」が65%、「いいえ」が13%、「どちらでもない」が21%でした。
子ども食堂に行ってみたい人が食堂であったらいいなと思うもの(複数回答)は「クリスマス会などのイベント」が63%で最も多く、1~4年生では「いっしょにあそんでくれる人」も58%でした。
ふだん誰とごはんを食べているか聞いたところ、「お母さんまたはお父さんと、きょうだいと食べている」(週7日の人が51%)と家族で食べる人が多い結果でした。週に1日以上「一人で食べている」を選んだ人は約5%いました。子ども食堂に行きたい割合でみると、一人でごはんを食べることがない人(66%)の方が一人でごはんを食べることがある人(56%)より高くなりました。
こども食堂安心・安全向上委員会代表の湯浅誠さんの話
6割の人が行ってみたいと思っていることはとてもうれしいです。一方、行ったことがあるのはその約10分の1。行きたい人はぜひ一度行ってほしいです。学校や家族以外の大人と話すことで、将来なりたいと思う人に出会えるかもしれません。
先生も子ども食堂に行ってみてはどうでしょうか。経済的にきびしいだけでなく、居場所がほしいなどさまざまな理由で行く子がいます。協力しあってほしいです。
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