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LDH JAPAN、『カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル 2018』に登壇

(2018/6/26)

カテゴリ:イベント

リリース発行企業:株式会社 LDH JAPAN

LDH JAPAN、『カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル 2018』に登壇

~LDH独自のエンタテインメントモデルに世界中の参加者、約2,000人が注目ラストで登場したダンスパフォーマーSAMURIZEは会場を圧倒~

6月21日(木) 13:00~13:45(現地時間)、今年で65年目となるカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル2018のメインステージに日本人アーティストとして初めて登壇した、EXILE HIRO率いるLDH JAPANは、世界中の参加者、約2,000人を前に“The Japanese Model Changing Global Brands”をテーマにセッションを行った。



 カンヌライオンズは、世界にある数々の広告・コミュニケーション関連のアワードやフェスティバルの中でも、エントリー数・来場者数ともに最大規模を誇る広告祭で、今回登壇したメインステージには、過去、オリバー・ストーン、サラ・ジェシカ・パーカー、ファレル・ウィリアムスなどの世界中の名だたるクリエイターやセレブリティが登壇してきた。65回目の開催を迎えたカンヌライオンズは、開催期間や部門編成を再構築しリニューアル。期間中に開催された数多くのセミナーは、広告会社だけでなく、広告主をはじめとした例年以上に幅広い分野の企業によって開催され、広告、エンタテインメントから、ダイバーシティやブロックチェーンといったものまで、様々なテーマが議論された。
 今回のセッション『Love, Dreams, Happiness:The Japanese Model Changing Global Brands』では、ブルーカレント・ジャパン株式会社 代表取締役社長の本田哲也氏をモデレーターに迎え、LDH WORLD チーフクリエイティブオフィサー EXILE HIRO、LDH JAPAN 執行役員 国際部 VERBAL、LDH EUROPE CEOの Afrojack、更に、Beats Electronics President Luke Wood氏が登壇。カンヌライオンズより今年のトップ5セッションとしてAppleやFacebook、Amazonのセッションと並んでアナウンスが行われるなど大きな期待を寄せられていた本セッションは、『LDHの軌跡』『ブランドパートナーシップ』『LDH独自モデル』の3つのテーマで展開された。
▼カンヌライオンズ・LDH JAPANセッション動画



AfrojackがLDHに参画した理由


2017年1月よりLDH EUROPEのCEOに就任したAfrojack。初めて日本を訪れ、VERBALにLDHのライブ映像を見せてもらった際にその規模感に大変な衝撃を受けるとともに、HIROさんがこれまでやってきたことを知り感銘を受けたという。「Love Dream Happiness」というHIROさんから始まりLDHに根付いているフィロソフィーが体現するように、繋がってきた人達の夢を実現する中で、LDH kitchen、LDH apparel、などと事業が自然と360°に多角化してきたLDHのビジネスモデル。この人々の夢を実現する独自のモデルをヨーロッパでも体現することで、多くの才能を発掘し、多くの夢の実現の手助けをしていきたいと語った。

VERBAL – 世界から見る日本のエンタテインメントマーケットの特異性について


 世界からの観客を前に日本のエンタテインメントマーケットについて問われると、J-POPは未だにCDが売れる環境のある特異性の高いマーケットであることを説明。その特徴もありLDHとそのアーティストも、日本国内のみで活躍することができた。市場規模から海外に進出していくしかなかった為、音楽は西欧のものと幾分か類似性があるK-POPと比較すると、J-POPは言語も日本語、ニュアンスではなく、フックやメロディーで魅せていくという日本独自のカルチャーがあると語った。

Luke Wood氏 - 「E-girls」を起用したキャンペーンからみるLDHとのパートナーシップ


 2016年に行ったLDHのガールズグループ「E-girls」を起用した、Beats SOLOのキャンペーンがグローバルキャンペーンの中でも最も成功したキャンペーンだったと述べたLuke Wood氏。LDHとのコラボレーションは私にとって非常に喜ばしい経験でした。これまで様々なマーケットの方々と働いてきましたが、彼らはこれまで働いてきた中で、最も才能に溢れたプロフェッショナル集団だと思いました。彼らはとても熱心で、取り組んでいることに対しての喜びもこれまで西欧で取り組んできたパートナーとは違うように感じました。仕事だからやっているということではなく、自分たちがやっていることを心から楽しみながら、真摯に取り組んでくれた、それが、このコラボレーションの成功に反映されたのだと思っています。と語った。

LDHの感動を生み出し続ける秘密、『スパイラルモデル』
 ツアー動員数は年間200万人を超え、世界トップクラスに入るLDHの観客動員力。
 セッション後半では、日本中を熱狂させ感動を生み出し続けるLDHのライブ・エンタテインメント創造の秘密である、『スパイラルモデル』についても明かした。スパイラルモデルは、テーマ、ストーリー、ステージデザイン、演出プランなどの各専門家たちによって生み出される、ステージのクリエイティブ・プロデュースのスパイラルと、子供の頃からのステージでの経験を通して、アーティストを育成する、アーティスト・ディベロップメントのスパイラルで成り立っている。この2つのスパイラルがライブという共通の場を通して連携することで、LDHならではの壮大なスケールのライブエンタテインメントを創造するとともに、アーティストを生み出し続けるLDHのドライビングフォースになっているという。セッションでは、動画も使用し説明が行われた。
▼スパイラル説明動画





 セッションのラストでは、LEDの光の演出とダンスによるパフォーマンスチームSAMURIZEがサプライズで登場し、世界中から集まった会場の観客を圧倒した。



 パフォーマンス終了と同時にVERBALの呼びかけで登壇したLDHの創設者でもある、EXILE HIRO。会場が拍手に包まれる中、以下のように挨拶を行った。
 『世界各国に僕らの夢の拠点が広がり、世界各国の新しい仲間との出会いで僕らのエンターテイメントを世界に発信していきたいと思いますのでこれからもLDHをよろしくお願いいたします。今日も夢の第一歩でしたが本当に最高の時間をありがとうございました』
 本セッションは、1日3組限定で行われたカンヌライオンズ公式YouTubeによるライブ配信『Lions Live』も行われ、世界中の視聴者がセッションを楽しんだ。今年5月には、Afrojack率いるLDH EUROPEによる世界を舞台に活躍する次世代アーティストの発掘をミッションとしたグローバルオーディションがスタートするなど、本格的に世界的エンタテインメント企業へと飛躍するLDHに注目だ。

▼オープニングで使用されたLDHのライブ世界観/規模感を表現するLDH LIVE PROMO REEL



▼SAMURIZEパフォーマンス動画



日本人アーティスト初のメインステージへの登壇に関して、海外大手メディアからは以下のようなコメントが寄せられた。

“It was great to hear and learn about the phenomenal success of LDH from Verbal, Afrojack and Luke Wood — all of whom work for or collaborate with LDH to create new artists, music, products and experiences in Japan and worldwide.
What I found refreshing about the panel is that Hiro-san and LDH is embracing the modern, multicultural and connected world we are living in. While LDH is a Japanese company, it is expanding its creative spirit globally and is able to do so based on its core values of doing what you love, pursuing your dreams and spreading happiness! ”
-- Conde Nast / Head of international Angela Byun
【日本語訳】
日本だけでなく世界各国で、アーティスト、音楽、プロダクトそして体験をLDHと共に創り出しているVerbal, Afrojack そして Luke Wood の驚異的な成功体験を聞けて本当に良かった。HiroさんとLDHが、モダンで、文化の多様性を持ち合わせながら世界をつなげているということが新鮮だった。LDHは日本企業でありながらもLDHならではのクリエイティブスピリットを世界に発信しようとしている。それは愛することを続け、夢を追求し、幸せを広げていく!というLDHのコアバリューに起因して、成功すると信じています。
--コンデナスト・パブリケーションズ / グローバル統括 アンジェラ ビュン


“It was really interesting to hear about the model of LDH. It’s one that doesn’t exist in the UK – or perhaps in the Western world – and really captures the idea that “advertainment” will be key to the future of both brands, entertainment companies and media owners.”
-- The Drum / Katie Deighton
【日本語訳】
LDHのモデルはとても興味深いと思った。彼らのビジネスモデルはイギリス、もしかすると(イギリスを含め)西洋には存在しないモデルであるし、“advertainment” がブランド/エンタテインメント企業、そしてメディアの今後の鍵になるというアイディアはとても興味深かった。
-- ドラム / ケイティー デイトン


“LDH has created the perfect, jaw-dropping blend of culture, technology, and artistry, while simultaneously creating one of the most innovative business models the industry has seen in a long time”
--Cannes Lions TV and American TV host /Chris Denson
【日本語訳】
LDHは業界でも稀に見る最も革新的なビジネスモデルを作り上げたと同時に、カルチャー、テクノロジー、芸術の完璧で驚くほど素晴らしいブレンドを創造したと思う。
--カンヌライオンズテレビ及びアメリカンテレビホスト / クリス デンソン


また、LDHによるセッションの開催について、カンヌライオンズ日本代表 東映エージェンシー伊藤拓磨氏からは
「カンヌライオンズで行われるセミナーの多くは、グローバルな共通課題をテーマとしたセッションである為、個別の国や地域における成功については潜在的に大きな関心があり、特に日本はその商業規模に対してミステリアスなマーケットであるという事実があります。今回のLDHセミナーは間違いなく、日本のマーケット、そしてアジアのマーケットで成功を収める条件について、世界約100カ国からの参加者に大きな気づきを与えるものでした。カンヌライオンズのコンテンツに多様性を与えて頂いた事に対し感謝するとともに、このカンヌでの取り組みがLDHさんの旅の一部となった事を光栄に思います。」とのコメントが寄せられた。


●セッション概要
・日 時   :2018年6月21日(木) 13:00~13:45(現地時間)
・会 場  :パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ シアター・リュミエール
・セッションタイトル   :Love, Dreams, Happiness:The Japanese Model Changing Global Brands
・セッション概要   :アジアにおけるトレンドセッターであり続けてきた日本。新たな「インフルエンス時代」を迎えたいま、日本カルチャーはエリアを超えて拡張し続け、グローバルブランドにとって様々なコラボレーションの機会を生み出しています。そんな「クールジャパン」を牽引するのがLDH (Love + Dream + Happiness)です。そのツアー動員数は、年間100万人以上で、世界トップ10。今まさに、日本を代表するアーティストマネジメント会社であるLDHは、世界的エンタテインメント企業へと飛躍しようとしています。本セッションでは、チーフクリエイティブオフィサーのHIROを始めとする登壇者が、そのクリエイティビティの秘密の核心はなにか?BEATSのようなグローバルブランドが、LDHと組んで巨大マーケットをどう攻略するのか?などのトピックに迫ります。
・登壇者 :- LDH WORLD チーフクリエイティブオフィサー EXILE HIRO
 - LDH JAPAN 執行役員 国際部 VERBAL
 - LDH EUROPE CEO AFROJACK
 - Beats Electronics President Luke Wood
 - ブルーカレント・ジャパン 代表取締役社長 本田哲也


●登壇者プロフィール
LDH WORLD チーフクリエイティブオフィサー EXILE HIRO


日本を代表するエンタテインメント企業LDHの創業者であり、現在はLDH WORLDのチーフクリエイティブオフィサーとしてLDHのエンタテインメントを統括している。プロデューサーとしても数々のアーティストを成功させ、世界のLDH拠点と連携し世界基準でのエンタテインメント創造に情熱を注いでいる。国民的なダンス&ボーカルグループ「EXILE」のリーダー兼パフォーマーとして活躍し、2013年にパフォーマーを引退した。


LDH JAPAN 執行役員 国際部 VERBAL


m-floの他、ラップグループTERIYAKI BOYZ(R)、クリエイティブユニットPKCZ(R)、ヒップホップユニットHONEST BOYZ(R)のメンバーとして活動。Pharrell Williams、Kanye West、AFROJACKなど海外のアーティストとも交流が深い。デザイナーのYOONと共に2008年にスタートしたアクセサリーブランド”AMBUSH(R)”ではクリエイティブディレクションを手掛け、これまでに Louis Vuitton (Kim Jones)、sacai、A Bathing Ape(R)などのブランドともコラボレーション作品を発表。”Business of Fashion (BOF)”が発表する「ファッション界を変える世界の500 人」にVERBAL & YOONの2人が2015~2017年度3年連続選出。


LDH EUROPE CEO Afrojack


世界で最も革新的で超人気アーティストであり、グラミー賞受賞経験もあるプロデューサー、DJ。常に革新的な音楽を提供し続け、最先端の音楽を提示し続けている。マルチプラチナムセールスを突破した”Take Over Control”、David Guetta最大のヒット曲”Titanium (feat.Sia)”ではジャンルの壁を超える作曲センスで共同プロデューサーとして参加。その他にもBeyonce、Pitbull、Will.i.am.らにも作曲提供をしている。2018年にLDHグループに加入し、LDH EUROPEのCEOとして地元ロッテルダムにオフィスを構え、次代のスターの発掘に力を注いでいる。


Beats Electronics President Luke Wood


創設後の早い段階からBeatsに携わり、2011年に正式に参画。1991年に当時NirvanaやSonic Youthなどが所属したGeffen RecordsのPRディレクターとしてキャリアをスタート。Interscope Geffen A&M (IGA)のチーフ・ストラテジー・オフィサーを務めた後、imprint DGC Recordsの代表としてWeezer、All American Rejects、Rise Against、Yeah Yeah Yeahなど、多くのアーティストを輩出した。2014年8月、U2のBono、The Edgeと共にFender Musical Instrumentsのディレクターにも就任。


ブルーカレント・ジャパン 代表取締役社長 本田哲也




1970年生まれ。戦略PRプランナー。 米フライシュマン・ヒラード上級副社長兼シニアパートナー。「世界でもっとも影響力のあるPRプロフェッショナル300人」にPRWEEK誌によって選出された日本を代表するPR専門家。
アドテックトーキョー、カンヌライオンズ2015公式スピーカー、カンヌライオンズ2017 PR部門審査員。世界的なアワード『PRWeek Awards 2015』にて「PR Professional of the Year」を受賞。


●CannesLionsとは
世界にある数々の広告・コミュニケーション関連のアワードやフェスティバルの中でも、エントリー数・来場者数ともに最大規模を誇るのが「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(Cannes Lions International Festival of Creativity)」です。
毎年6月下旬、地中海沿いに位置するフランスのビーチリゾート、カンヌの街は昼夜を問わずカンヌライオンズの参加者で溢れ返ります。世界約100カ国から16,000人以上の来場者が集まり、40,000点を超える作品が応募される一大グローバルイベントのカンヌライオンズは、世界中のクリエイティブ・アイデアが共有される場として、広告を超えた様々な業界の企業やブランドからの注目度も益々高まっている世界的な舞台です。

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