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地域一体となったクールシェア推進モデル事業「クールシェア in 日本橋」始まる、8月9日まで。

(2018/7/27)

カテゴリ:イベント

リリース発行企業:「クールシェア in 日本橋」事務局

地域一体となったクールシェア推進モデル事業「クールシェア in 日本橋」始まる、8月9日まで。

オフィスと飲食店舗等が併設される複合施設や郵便局、メガバンクなどが今年は初参画 ~CO2削減と熱中症対策を推進~

 温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」(環境省)では、これまで、商業施設や公共施設を中心に実施してきたクールシェアについて、初めて、オフィスと飲食店舗等が併設される複合施設や郵便局、メガバンクなどが参加する地域一体型となったクールシェア推進モデル事業「クールシェア in 日本橋」を、7月26日(木)から8月9日(木)までの15日間、東京都中央区日本橋周辺で実施します。  これにともない、ゲストにクールシェア事務局代表の堀内正弘さん、熱中症予防声がけプロジェクト実行委員会委員長の三宅康史さん、オリンピックメダリストの寺川綾さん、千葉真子さんをお呼びし、7月26日、日本橋三越本店新館日本橋口にて、クールシェア推進モデル事業「クールシェア in 日本橋」キックオフイベントが行われました。



 今回のモデル事業では、複合施設や郵便局など新たな業種の参加により、参加施設がこれまでの8施設から39施設と約5倍に増加(イベント実施区域での事務局推薦を除く)したほか、クールシェアの統一ポスターやステッカー、POP等を配布することにより、地域 一体的な「気軽にひと涼み」できる空間を創出します。

 クールシェアは、温暖化の適応策の一つである熱中症対策にもつながり、環境面でのインバウンド対策としても効果的であり、2012年からこれまでの間において、19自治体では独自に地域版クールシェアマップを作成するなど取組を進めています。これらの取組をより全国に広げるなどしてクールシェアをより一層推進するため、新たな業種の参加を得たモデル事業を日本橋地区で実施し、日本橋を訪れる方々を対象とした意識調査を実施するとともに、クールシェアの統一ポスター等を製作するなどして広く情報を発信し、「真夏の地域のおもてなし」として、クールシェアの輪を広げていくことを宣言しました。

1.地域一体型クールシェア推進モデル事業「クールシェア in 日本橋」の概要
日時:平成30年7月26日(木)~8月9 日(木)
場所:東京都中央区日本橋周辺の店舗・施設
実施店舗:日本橋三越本店、日本橋高島屋、COREDO日本橋、COREDO室町、YUITO日本橋室町野村ビル、東京建物日本橋ビル、日本橋三井タワー、三井住友銀行日本橋支店、日本橋界隈の郵便局(19局)、日本橋地区アンテナショップ9店舗(ここ滋賀、日本橋長崎館、日本橋ふくしま館、日本橋とやま館、奈良まほろば館、三重テラス、富士の国やまなし館、にほんばし島根館、ブリッジにいがた)

概要:
これまで公共施設や商業施設の一部で行っていたクールシェアについて、地域全体でクールシェアの統一サインを掲示するなどして、「気軽に涼める」空間を街として創出するモデル的取組です。
今後、地域の商店街などへも広げていく予定でおり、本モデル事業を参考に、各地域でそれぞれの取組を展開していくことを検討しています。

暑い夏だからこそ、街中や郊外に出かけて涼を分かち合うことで少しでも家庭でのエアコン消費量を減らすことができ、多くの方々が集まることで環境にも地域の経済にも貢献出来るでしょう。今年の夏は、「暑い夏だからこそ、クールシェアスポットで涼む」を合言葉にクールシェアを推進していきます。

2.各施設の取組及びコメント(事例別)
1)オフィスと飲食店舗等のある複合施設の例(今回初めての事例)



◎YUITO日本橋室町野村ビル(初参画)
【施設の取組】
・1階の休憩スペースにクールシェアスポットの目印として風鈴を飾った櫓を設置、また同所及び館内1F・B1F出入口にPOP等を掲出。
・1階共用部に日本の伝統的な夏の風物詩「釣りしのぶ」と江戸提灯、葦簀(よしず)囲いをあしらった装飾を配置し“涼”を演出。
・建物東路面のショーウィンドウでも「金魚」、「花火」等をテーマに装飾。

【施設からのコメント】
モデル事業の趣旨に賛同し、商業店舗エリアでクールシェアに初めて参加しています。
飲食店舗では「ECO EDE日本橋」の企画で金魚スイーツ等を提供している他、毎年好評をいただく浴衣とディナーのセットプラン「ゆかた de YUITO」(事前予約制)もご用意しておりますので、YUITOで夏の涼をお楽しみください。

◎東京建物日本橋ビル(初参画)
【施設の取組】
・東京メトロ日本橋駅に直結するB1Fのスペースに休憩用のベンチ・椅子を設置。
・館内B1F、1Fの出入り口にPOP等を掲出。

【施設からのコメント】
B1Fの飲食店舗フロアの一部でクールシェアに初めて参加しています。当ビルのB1F飲食店舗エリア(ICCHO日本橋)では涼しげな飲料なども提供していますので、クールシェアと合わせてぜひお立ち寄りください。

2)金融機関・郵便局の例(今回初めての事例)



◎三井住友銀行日本橋支店(初参画)
【店舗の取組】
・店舗内の一部を休憩エリアとして活用できるように、店舗内を顧客エリアとクールシェアエリアに分けて、営業時間内において一部店舗内を開放。
・店舗開放に際して、出入り口付近に休憩用の椅子を設置するとともに、POP等を掲出。

【店舗からのコメント】
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会まで2年を切った中で、店舗としてどのような貢献できるか様々な検討を行っているところです。クールシェアへの参加は、CO2削減や熱中症対策にもつながる試みであり、大会成功に向けた協力の一つの形ではないかと考え、試験的に本事業に参加しました。


◎日本橋郵便局ほか日本橋界隈の18郵便局(初参画)
【局の取組】
・営業時間内に局内の一部を休憩及びおたより作成エリアとして活用できるように開放。
・POPやポスター等を掲出。

【局からのコメント】
屏風型風鈴を設置し“涼”を演出しています。郵便発祥の地から「涼しさ」を暑中見舞はがき(かもめ~る)にのせて全国にお届けしてはいかがでしょうか。日本橋郵便局ほか18局が賛同しておりますので、お気軽にお立ち寄りください。

3)大型商業施設の例


◎日本橋三越本店
【店舗の取組】
・新館1F日本橋口に竹細工や大型金魚鉢を配置した“涼”の空間を演出。
・新館1階休憩所等にPOP等装飾物を掲出。

【店舗からのコメント】
・竹や金魚鉢を設置するなど“涼”を演出しています。店内でゆっくり涼んでください。

◎日本橋高島屋
【店舗の取組】
・本館正面入口にて毎週土日の開店前に冷茶サービス実施中。(都合により中止にする場合がございます)
・館内約20箇所にPOP等を掲出。

【店舗からのコメント】
地下1階食料品では“涼”を感じる和菓子を取り揃えております。7階呉服では、2018Takashimayaゆかたコレクションを開催中です。


◎COREDO日本橋・室町
【店舗の取組】
・コレド日本橋の1F、コレド室町のB1Fをクールシェアエリアとします。

【店舗からのコメント】
レストラン街では、“涼”を感じるメニューを多数用意していますので店内でゆっくり涼んでください。

4)中小規模の店舗例

◎日本橋地区アンテナショップ
(ここ滋賀、日本橋長崎館、日本橋ふくしま館、日本橋とやま館、奈良まほろば館、三重テラス、富士の国やまなし館、にほんばし島根館、ブリッジにいがた)(いずれも初参画)
【店舗の取組】
・店舗内の出入り口をクールシェアエリアとして開放。
・POP等を掲出。

【店舗からのコメント】
店内でゆっくり涼んでください。



参考1 クールシェアとは

●クールシェア
 オフィスや家庭で実施している「クールビズ」について、さらに一歩踏み込み、エアコンの使い方を見直し、涼を分かち合うのがクールシェアです。家庭や地域で楽しみながら節電に取組むことができます。
夏の暑い日は家の電気使用量の半分以上をエアコンが占めています。家庭では、複数のエアコン使用をやめなるべく1部屋に集まる工夫をしたり、公園や図書館などの公共施設を利用することで涼をシェアするなど、1人あたりのエアコン使用を見直すことがクールシェアの考え方です。熱中症対策にもつながるクールシェア、公共交通機関を活用しての外出と街中でのひと涼みで、CO2削減と熱中症予防になります。真夏の新しいおもてなし、ぜひ、クールシェアを推進しましょう。

●シェアマップ

クールシェアスポットを地図に載せている、クールシェア事務局が管理している外部サイトになります。



全国版 https://sharemap.jp/map

日本橋版 https://nihonbashi.sharemap.jp

参考2 地域一体型のクールシェアとは

 これまでのクールシェアは、公共施設や商業施設中心に行われてきたところ。今回のモデル事業が実施される日本橋エリアでも、8施設のみが参加。
また、クールシェアの統一ポスターがないことも影響してか、日本橋地区でもクールシェアを実施している旨の表示をしている店舗はゼロ。外部利用者からは、参加店舗であっても、それがクールスポットであり、気軽にひと涼みできる場所であるかどうか、分かりづらい状況になっています。
今回、オフィスと飲食店舗等が併設される複合施設やアンテナショップ、メガバンクや郵便局などに対して声がけを行い、新たに参画を得たところ。クールシェアの統一ポスター、ステッカー、POP等による統一表示により、地域一体的なクールシェア空間を創出し、「気軽にひと涼み」できる空間を創出しています。
これにより、日本橋エリアでは、8施設のみの参加(事務局推奨スポットを除く)であったところ、39施設と約5倍の参加となっています。


【昨年と今年との比較(日本橋界隈)】

【今回の参加店舗(全体マップ)】



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