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(2018/11/20)
カテゴリ:キャンペーン
リリース発行企業:一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)【地方】
「信号機のない横断歩道」の車の一時停止率 宮城県は3.4%
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)宮城支部(支部長 吉岡 博文)は「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての実態調査結果を踏まえ、宮城県警察本部、関係団体と連携し、11月22日(木)に石巻市内で大型街頭活動を実施します。
※「初」は自社調べ
■一時停止率3.4%。実に9割以上のクルマが止まらない
調査は宮城県内の2箇所で実施し、信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象に行ったところ、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車はわずか3.4%という結果となりました。
これは、全国平均8.6%に対して3.4%下回る数字です。
依然として9割以上のクルマが止まらないことがわかっています。
その他の都道府県の調査結果についてはホームページ(http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/crosswalk/index.htm)からご確認ください。
■街頭啓発キャンペーンについて
1:日時:11月22日(木)午前10時30分から
2:場所:宮城県石巻市内(場所詳細についてはお問い合わせください)
3:内容:本年度交通死亡事故が多発している石巻警察署管内において、宮城県警交通企画課・交通機動隊・石巻警察署・JAF宮城支部・関係団体が連携し通行車両、歩行者等にチラシ等を配布しながら、横断歩道の正しい通行方法について呼びかけを行い啓発及びルールの周知を図るもの
■止まらないのは「自車が停止しても対向車が停止せず危ないから」
なお、前年6月に「ドライバーが一時停止しない(できない)と考えられる理由」をインターネットアンケートで調査した結果、上位3つの理由として「自車が停止しても対向車が停止せず危ないから(44.9%)」、「後続から車がきておらず、自車が通り過ぎれば歩行者は渡れると思うから(41.1%)」、「横断歩道に歩行者がいても渡るかどうか判らないから(38.4%)」という傾向が出ています(アンケート回答者は、実態調査の対象となったドライバーとは異なります)。
※調査結果 詳細:http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/environment/enq/2017_06.htm
■横断歩道では手前で減速、歩行者優先。歩行者も意思表示で、互いに安全に努めましょう。
本来、交通ルールでは横断歩道に近づいた車両は横断する歩行者がいないことが明らかな場合のほかは、その手前で停止できるように速度を落として進まなければなりません。さらに、横断歩道を横断しようとする歩行者があるときは、当該横断歩道の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならないとして、「横断歩道における歩行者優先」を定めています。
また、歩行者も横断をしようとする際には、左右の安全を確認するとともに、ドライバーに横断する意思表示をするなどして、お互いに安全に努めましょう。
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