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(2018/12/18)
カテゴリ:イベント
リリース発行企業:日本野鳥の会
サシバを守る人々と国際交流&熱帯雨林バードウォッチング【2019年3月17日出発】
公益財団法人日本野鳥の会(事務局:東京都品川区、会長:柳生博)は、アジア猛禽類ネットワーク、公益財団法人日本自然保護協会と協働して、日本の里山の豊かな生態系のシンボルであり、環境省レッドリストの絶滅危惧II類(VU)に指定されるタカ科の渡り鳥「サシバ」の保護活動の重要性を普及啓発し、密猟の再開を抑止するため、サシバの越冬地ルソン島でエコツアーを開催します。
■ツアーのポイント
●3月のツアー時期は、繁殖地へ向かうためフィリピン各地から数千羽のサシバが集結!
●バードウォッチングでサシバやフィリピン固有の野鳥を堪能!
●民間アンバサダーとして草の根外交を体験!
市長と懇談&大学生の調査視察&先住民族の小学校訪問を行い、現地のサシバ保全活動を応援します。
●ツアー案内人はアジアの猛禽類に精通する「アジア猛禽類ネットワーク」山崎亨会長!
同会の現地メンバーと日本野鳥の会スタッフも同行します。
●ツアー参加で現地およびアジア猛禽類ネットワークフィリピンの活動を支援!
旅行代金には現地のサシバ保護活動への寄付が含まれています。
■見られそうな鳥類
アカノドカルガモ、サイチョウ類、フィリピンカンムリワシ、サシバ、フィリピンクマタカ、フィリピンヒメハヤブサ他100種ほど
■なぜエコツアー?
日本野鳥の会では、愛知県の「豊田市自然観察の森」で「サシバのすめる森づくり」事業をはじめ、里山保全のシンボルとしてサシバの保護に取り組んでいます。日本に夏鳥として渡来し、低山地や水田などエサの豊富な里山で子育てをして、秋には海を渡り、東南アジア地域で越冬するサシバを守るには、繁殖地の日本だけでなく、中継地・越冬地まで、まるごと保全する必要があります。フィリピン・ルソン島北部はサシバの主要な越冬地であり、伝統的に生活の糧として密猟が行われていましたが、アジア猛禽類ネットワークと、現地のラプターウォッチネットワークフィリピンの活躍により、2017年には密猟はほぼゼロになりました。今回のエコツアーは、繁殖地である日本とルソン島の市民レベルの交流を通して、現地住人がサシバを貴重な自然資源として地域振興に活かす支援をすることで、密猟の再開を抑止することが目的です。旅としても、大空を舞う勇壮な猛禽サシバや南国の珍しい鳥類たちを楽しみ、生活に密着したフィリピン文化を体験できる、わくわくするツアーです。野鳥保護をさらに進める一歩となる当ツアーに、ぜひご参加ください。
【ツアー詳細】
<名称> フィリピンサシバ保護エコツアー
<日程> 2019年3月17日(日)~22日(金)、5泊6日
<定員> 18人(最少催行人員14人)
<費用> 309,000円(燃油サーチャージ・空港利用料・海外空港税は別途)
※一人部屋使用は60,000円追加
<資料DL> https://prtimes.jp/a/?f=d39807-20181218-6018.pdf (PDFファイル:1.82MB)
【ツアー申込窓口】
アルパインツアーサービス(株)ネイチャリングツアー事業部(観光庁長官登録旅行業第490号)
※メール、FAX、郵便でツアー参加希望とご連絡ください。折り返し申込用紙を郵送します。
<メール> info-nature@alpine-tour.com
<FAX> 03-3503-2613
<郵便> 〒105-0003 東京都港区西新橋2-8-11 第7東洋海事ビル4階
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■コース予定
●3月17日(日)
成田空港または関西空港→マニラ→ルソン島北部(ラオアグ空港)
<宿泊:ラオアグ市>
●3月18日(月)
ノースウェスタン大学サシバモニタリング調査視察、アダムス村でのバードウォッチング
<宿泊:パガッドパッド市>
●3月19日(火)
サンチェスミラ市市長との懇談、山間部の先住民族の小学校訪問、山間部熱帯雨林でのバードウォッチング
<宿泊:サンチェスミラ市>
●3月20日(水)
クラアベリアの熱帯雨林、パンプローナ市でのニッパヤシマングローブ観察と周辺でのバードウォッチング他
<宿泊:サンチェスミラ市>
●3月21日(木)
ラオアグ周辺でのバードウオッチング、夜にラオアグ国際空港→マニラ
<宿泊:マカティ市(マニラ郊外)>
●3月22日(金)
マニラ→成田空港または関西空港
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■旅行実施
アルパインツアーサービス株式会社(日本野鳥の会 法人特別会員)
<電話>03-3503-2611(代)
■主催企画
「国際サシバサミット」を共催するアジア猛禽類ネットワーク、日本自然保護協会、日本野鳥の会(担当:自然保護室・施設運営支援室)
【国際サシバサミットについて】
アジア猛禽類ネットワーク、日本自然保護協会、日本野鳥の会などが共催する、サシバの保護に向けたサミット。サシバの保全や各主要地域の未来について、国内外の越冬地、中継地、繁殖地が意見を交わす国際イベントです。
第1回目のサミットは、2019年5月25、26日に日本有数の繁殖地である栃木県市貝町で開催されます。
2020年に中継地の沖縄県宮古島、2021年には越冬地のフィリピンで開催予定です。
【日本野鳥の会について】
「野鳥も人も地球のなかま」を合言葉に、野鳥に親しみながら、自然と人間とが共存する豊かな社会の実現に向けて活動している自然保護団体です。シマフクロウやタンチョウなど絶滅危惧種を保護するため、生息地を買い取って野鳥保護区を拡大しているほか、再生自然エネルギー問題、マナヅル・ナベヅルの越冬地分散、シマアオジ・チュウヒといった希少種の保護などに取り組んでいます。また、野鳥や自然の楽しみ方や知識を普及するため、イベントの企画、出版物の発行、グッズ販売などを行なっています。
全国に89ある支部・連携団体と、約5万1千人の会員・サポーターが当会の活動を支えています。野鳥や自然を大切に思うかたならどなたでも会員になれます。
組織名: 公益財団法人 日本野鳥の会
代表者: 理事長 遠藤孝一
所在地: 〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
創立: 1934年(昭和9年)
創始者: 中西悟堂
URL: https://www.wbsj.org/
1970年に財団法人化、2011年4月に公益財団法人として登記
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