企業リリース Powered by PR TIMES

PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。

飲料自販機やホテル、病院、駐車場等の自動精算機市場に向けたマルチ決済端末の提供を開始

(2019/2/7)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:株式会社フライトシステムコンサルティング

飲料自販機やホテル、病院、駐車場等の自動精算機市場に向けたマルチ決済端末の提供を開始

~日本市場向け専用インターフェースを米国ID TECH社と共同開発~

株式会社フライトシステムコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 片山圭一朗、以下当社)は、飲料自動販売機やホテル、病院、駐車場など屋内外に設置した自動精算機に向け、ICクレジットカード等に対応したマルチ決済端末の新製品の提供を開始します。本決済端末は、米国ID TECH Inc.(本社:米国カルフォルニア州、CEO Stanley Ning、以下ID TECH社)製で、高度なセキュリティを持ち、自動精算機に組み込むことで改正割販法(*1)に対応した安心・安全なカード決済を実現できる他、屋外で使用するための防水・防塵規格「IP65」(*2)認定も取得しています。また当社では、本決済端末の日本固有仕様への対応についてID TECH社と共同開発し、提供致します。


■本新製品投入の背景
キャッシュレス決済の普及で後進国となっている日本では、2020年に向けて各種国際的スポーツイベントを控え訪日外国人の急増が確実となっており、それに伴いクレジットカードをはじめとしたキャッシュレス決済端末の整備が重要な課題になっています。また国内の労働人口は減少傾向にあり、流通小売業を始め各業界ではレジのセルフ化・無人化が進んでいます。
一方で、国内のクレジットカードの不正利用は年々増加しており、2017年度では過去最高の236億円まで膨れ上がっています。こうした状況を受け、経済産業省では2018年6月改正割賦販売法を施行し、2020年3月末までに加盟店はICクレジットカード対応端末の設置、クレジットカード情報の非保持化を行い安心・安全な決済環境の整備を求めています。
当社では「キャッシュレス」「改正割賦販売法」「無人自動精算機」をキーワードに、訪日外国人旅行者がクレジットカードで飲料を購入したりコインパーキングやホテルの精算を行えるよう、屋内外で各種カード決済を実現できる新製品を投入することとなりました。
VP6800イメージ


■ID TECH社との共同開発について
当社では2010年9月より、主に流通小売店業向けに店舗内でタブレット等と連動し決済を行う決済ソリューションを展開してきています。このソリューションで使用しているマルチ決済端末「Incredist」および「Incredist Premium」(*3)の開発において、米国大手決済製品ベンダーID TECH社と永年のパートナーシップを続けております。
この度当社では、ID TECH社が保有する無人自動精算機向け決済端末「VP6800」用に日本向け専用インターフェースユニット(以下、I/Fユニット)を共同開発し、VP6800とセットで販売致します。またVP6800及びI/Fユニットの有償での遠隔メンテナンスサービスも提供致します。

■無人自動精算機向けマルチ決済端末【VP6800】
VP6800は、磁気クレジットカード、接触IC・非接触ICクレジットカード(NFC)、各種電子マネー、QRコードなど多種多様なカードを安心・安全に読み取り決済することが可能な装置です。
各種セキュリティ認定の他、屋外での利用も想定した防水・防塵規格の「IP65」を取得し、更に直射日光にも強く大きく分かりやすい表示を実現するタッチパネル付きディスプレイを搭載した同業他社の追従を許さないOnly Oneな製品です。

■国内向け【I/Fユニット】の共同開発
当社とID TECH社では、VP6800を日本国内の自動販売機・自動精算機へ接続するために必要な各種機能を搭載した「I/Fユニット」を共同開発しました。当社では、既存決済ソリューションで培った決済ソフトウエアやLTE通信機能のノウハウを活用し、国内の決済センターへの接続開発を担当しています。ID TECH社ではVP6800に適合し、日本固有のハードウェア規格を盛り込んだユニットの開発を担当しています。

<I/Fユニットの主な機能>
· 日本自動販売システム機械工業会(JAPAN VENDING SYSTEM MANUFACTURERS ASSOCIATION、略称JVMA)規定のJVMA通信インターフェース
· 日本の通信キャリアに合わせたLTE通信機能
· 国内の決済センターとの接続に必要な機能

■VP6800とI/Fユニットで対応する決済手段
· 磁気クレジットカード
· 接触ICクレジットカード(EMV)
· 非接触ICクレジットカード(コンタクトレスEMV)
· 中国・銀聯カード
· 日本の電子マネー
· 各種QRコード

■本共同開発およびVP6800の国内販売の発表に当たり、ID TECH社のマーケティング担当副社長のJustin Ning様よりコメントをいただいております。

ID TECHは、株式会社フライトシステムコンサルティングとのパートナーシップを拡大し、この業界をリードする無人精算機アプリケーションの決済ソリューションを提供できることを非常に嬉しく思っています。これまで5年以上に渡り協力体制を強めてきましたが、今回のプロジェクトは両社にとって大きな成功となることを確信しております。新規の無人精算機ソリューションの展開を目的とする私たちのコラボレーションとコミットメントは、両社の技術と決済の分野の経験を融合する最高クラスの製品を生み出し、日本の市場で、安全で信頼性が高く、ユーザーフレンドリー、グローバルな支払方法に対応できるPCIおよびEMV認定を受けたソリューションを提供できると期待しております。
ID TECH is extremely excited to expand our partnership with Flight Systems Consulting Inc and deliver this industry leading Payment Solution for Unattended payment applications. Ever since the two companies started working together over 5 years ago, it has been a match made for success. This collaboration and commitment to launch our new unattended payment solution, unifies each companies best in class technology and payment experience, providing the Japanese market with a PCI and EMV certified solution that is secure, reliable, user friendly and accepts all global payment acceptance methods.
Justin Ning
VP of Product Management
ID TECH

■販売開始時期:2019年5月頃を予定

■ID TECH社について
ID TECH社は1985年米国で設立され、各種決済端末(据置型、モバイル型、無人自動精算機型)ならびにバーコードスキャナー、組込用のモジュールやチップを提供しています。北米のみならずヨーロッパ、アジア、南米にも代理店網を持ち、全世界で4ヶ所のエンジニアリングセンターを保有しています。https://idtechproducts.com

*1:改正割販法
EC・通販事業者向けの規定の他に、実店舗(加盟店)向けのセキュリティ対策に関する規定が定められている。2018年6月施行版では、加盟店に対して決済端末のICクレジットカード対応及びクレジットカード情報の非保持化が必須になるなど、より厳格なセキュリティ対策規定になっている。全ての小売店は2020年3月末までにクレジットカードのIC対応が必須。
*2:IP65
JISで定められている電気機械器具で粉塵、水などに対してどれだけ保護できるかを示す規格の等級。IP65は粉じんと噴流に対する密閉性があることを示している。
*3:「Incredist」および「Incredist Premium」
当社で開発・販売を行っているタブレット連動型マルチ決済端末。2013年にIncredist、2016年にIncredist Premiumを提供開始している。

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

Journagram→ Journagramとは

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

↓もっと見る

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

専門誌・海外ニュースヘッドライン

専門誌

↓もっと見る

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン