記事検索結果

東北大と東芝、サマリウムでボンド磁石コスト・資源リスク抑制（2022/3/1 科学技術・大学）

現行のネオジムボンド磁石と同等の性能を確認した。... この磁石粉末を樹脂などで固めてボンド磁石にすると、性能を表す最大エネルギー積は1立方メートル当たり98キロジュールで、残留磁束密度は0・82テス...

京大、最大1.6テスラ達成希土類磁石「1―12」系粉末で成功（2021/11/11 大学・産学連携）

京都大学のチュイン・タントゥイ特定助教と佐藤良太助教、寺西利治教授らはネオジム磁石を超える可能性がある希土類磁石「1-12」系磁石粉末の高保磁力化に成功した。... 「1-12」系は現...

KRIと同志社大、磁極自在配置のボンド磁石開発リニア応用想定（2020/7/3 素材・医療・ヘルスケア）

液体磁石の技術を応用した。上下面がN極で側面がS極のコイン形の磁石や、一部の円周部はN極で他はS極の中空球形状の磁石を試作した。... 試作品は、ネオジム磁石粉末とエポキシ樹脂を不活性ガス中で均一に混...

重希土類フリーの高耐熱磁石粉末産総研など、合成法開発（2019/10/25 科学技術・大学）

産業技術総合研究所磁性粉末冶金研究センターやTDKなどの研究グループは、採掘量が少ない重希土類元素を使わずに高い磁気性能を持つ耐熱性の磁石の粉末の合成法を開発した。... 保磁力は磁石の粒径が小さくな...

拓く研究人(172)産総研磁性粉末冶金研究センター研究員・岡田周祐氏(35歳) （2017/8/23 科学技術・大学）

さらにそこに組み合わせる技術として、保磁力の高いサマリウム磁石粉末の開発を目指した。粒径が1マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下の微粒子で、水素除去などにより、保磁力が市販...

産総研など、磁石にくっつく付箋を開発-ネオジム使用、紙同士で立体パズルも（2016/11/21 科学技術・大学）

産業技術総合研究所の尾形正泰研究員と米マイクロソフトの基礎研究機関であるマイクロソフトリサーチアジア(北京市)は、磁石にくっつく付箋紙「フラックスペーパー」を開発した。... ネオジム...

磁石粉末を焼結する際に粉末表面の酸化膜が磁力低下を起こすことを突き止めた。... そこで磁石粉末を作る粉砕工程から粉体成形、焼結までの一連の工程を、空気中の酸素に触れずに加工するプロセスを考案。......

モーターで圧力を制御するサーボプレス機を使い、等方性サマリウム―鉄―窒素系磁石の粉末が入った金型にパルス電流を流し、400度C程度に熱して焼き固めた。性能の指標となる最大エネルギー積は元の粉...

東北大など、希土類不要の磁石粉末を作製（2011/3/4）

東北大学、戸田工業などの研究グループは3日、レアアース(希土類)を含まずに強い磁性を持つ「強磁性窒化鉄」の粉末を世界で初めて作製したと発表した。... 高性能モーター用磁石の主流である...

勝つ/ナパック(2)粉末冶金、気概も継承（2010/3/24）

【希土類ボンド磁石】粉末冶金事業とともに同社の現在のもうひとつの柱となっているのが希土類ボンド磁石の製造だ。磁石の粉と樹脂を混ぜ合わせて作る製法は粉末冶金の設備と技術が応用できた。セイコーエ...