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[ 環境・エネルギー ]
(2015/12/4 05:00)
石油元売り国内首位のJXホールディングス(HD)と同3位の東燃ゼネラル石油は3日、経営統合に基本合意したと発表した。2017年4月の統合を目指す。2社合わせて国内11カ所にある製油所の統廃合や間接部門の合理化を進め、統合から5年以内に連結で年度当たり1000億円以上の収益改善の実現を目指す。規模拡大による収益基盤の強化で、需要減退が続く国内市場での勝ち残りと海外展開に向けた投資体力の増強を狙う。
JXHDの木村康会長は同日会見し「統合はわが国石油産業の国際競争力強化やエネルギーの安定供給に資する」と強調した。東燃ゼネラルの武藤潤社長も「企業価値が高まり、すべてのステークホルダーの期待に、将来にわたって応え続けていける」と述べた。
統合は東燃ゼネラルの株主にJXHD株を割り当て、JXHD傘下のJX日鉱日石エネルギーが東燃ゼネラルを吸収する三角合併方式とする。「対等の精神」で統合比率や役員...
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(2015/12/4 05:00)
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