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[ 自動車・輸送機 ]
(2015/12/24 05:00)
いすゞ自動車は2017年をめどにインドでミニバン型の多目的車(MPV)を開発する。新興国向け戦略車として同国で開発するピックアップトラックをベースにした車両で、16年にチェンナイ近郊で稼働予定の新工場で生産する。生産量は年数万台を見込む。インドの自動車市場は成長が期待される。現地ニーズを反映した車両を効率的に開発し、需要を取り込む。
いすゞはタイで生産するピックアップトラック「D―MAX」をベースに、インドで部品の現地調達率を高めて価格を抑えた新興国向け廉価版ピックアップを開発する。この廉価版をベースに耐久性に優れる7人乗りのMPVを開発する。ディーゼルエンジンを搭載した経済性の高い車両で、トヨタ自動車のミニバン「イノーバ」などと競合するとみられる。
いすゞは16年春の稼働に向けチェンナイ近郊のスリ・シティ工業団地にピックアップトラックの新工場を建設する。年産能力は当初5万台で、12万...
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(2015/12/24 05:00)
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- いすゞ自動車が2017年をめどに多目的車(MPV)でインド市場に攻勢をかける。現地ニーズを反映した車両の開発・生産計画が大詰めを迎える。