[ 商社・流通・サービス ]

アスクル、BツーB事業の収益力強化−“アマゾン”対策、MROなどPB拡充

(2015/12/29 05:00)

アスクルはBツーB事業の収益力を強化する。2015年6―11月期の営業利益率5・6%を7%に引き上げる方針だ。従来からのオフィス関係の商品に加え、急ピッチで伸びている工場や建設現場の消耗品・補修用品のMRO(メンテナンス・リペア・アンド・オペレーション)と、メディカル事業の商品販売を強化する。また高採算のプライベートブランド(PB)の開発を増やす。最近はアマゾンなどが事業所向け分野の商品政策に力を入れている。アスクルは蓄積した販売情報などを活用し一段の拡大を目指す。

【100万アイテムへ】

アスクルの15年6―11月期までのBツーB事業は前年同期比9・6%増の1348億円となった。このうち力を入れてきた「MRO・メディカル事業」は同18・9%増、「生活用品」は同12・4%増だ。採算性の高いMRO・メディカル分野の売上高が伸びたため全体の営業利益率も同3ポイント近く改善した。

目標とす...

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(2015/12/29 05:00)

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