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[ エレクトロニクス ]
(2015/12/29 05:00)
【さいたま】ユー・エム・シー・エレクトロニクス(UMC、埼玉県上尾市、内山茂樹社長、048・724・0001)は、中国事業に苦戦する電機・機械メーカーに対し、現地生産の撤退を支援する新事業を始める。中国での人件費・人民元高や優遇措置の撤廃、生産設備の陳腐化などに伴い、撤退ニーズが増大しているため。第1弾として大手メーカーの電源事業を年100億円単位で受託した。初年度は同事業で300億円の売上高を目指す。
UMCは中国、ベトナム、タイなどに生産拠点を擁する電子機器製造受託サービス(EMS)大手。中国進出企業の事業を丸ごと自社工場で受託する「中国ビジネス再活性化戦略事業」(仮称)をスタートした。顧客は供給責任や販売促進を維持しつつ、生産構造のスリム化が図れる。
これまでに受託生産の受け皿として、精密金型技術を持つ吉田製作所(静岡県小山町)の中国子会社(広東省東莞市)を買収したのに続き、東莞...
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(2015/12/29 05:00)
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