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[ エレクトロニクス ]
(2016/1/11 05:00)
東芝は米サンディスクと共同で、スマートフォンなどに搭載するNAND型フラッシュメモリーの新工場を三重県四日市市に建設する。早ければ2017年度に稼働させる計画。投資額は計4000億円強。記憶素子を積層する3D(3次元)構造の先端製品の生産能力を2倍に引き上げる。不適切会計を受けて実施する構造改革後の収益源を、NANDフラッシュ事業に依存する構造が鮮明になる。同事業を巡って検討中の分社化・上場計画は後退しつつある。
東芝は既存の四日市工場の隣接地を買収し新工場を建設する。サンディスクと折半で投資する。東芝は子会社売却や金融機関からの追加借り入れなどで、負担分の2000億円強をカバーする。
東芝は人員削減や低収益事業からの撤退などの構造改革を15年末に公表した。注力分野だったエネルギー、ヘルスケアも縮小する方針で、今後はNANDフラッシュが経営の中核となり...
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(2016/1/11 05:00)
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