[ 自動車・輸送機 ]

トヨタ、工場再稼働−遅延回復に時間要す、損害・特別費用への補償も検討

(2016/2/16 05:00)

トヨタ自動車は15日、停止していた国内すべての車両組み立てラインの稼働を再開したと発表した。愛知製鋼の爆発事故の影響で8―13日の6日間、国内すべての車両組み立てラインの稼働を停止していた。再開後は停止前の計画台数で稼働し、残業や休日出勤も実施する。今後、挽回生産を検討するが、もともと繁忙期だけに遅れを取り戻すには時間がかかりそうだ。

トヨタは6日間の工場停止による影響は公表していない。ただ、足元の1日当たりの国内生産台数は約1万4000台と設定しており、7万―8万台規模の生産の遅れが発生したとみられる。

年度末のこの時期はもともと繁忙期な上、受注好調な新型ハイブリッド車(HV)「プリウス」も加わり、当初から残業や休日出勤も折り込み高水準な生産を計画していた。このため遅れを本格的に取り戻せるのは2016年度に入ってからとなりそうだ。

生産停止による仕入れ先への影響も大きい。トヨタ...

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(2016/2/16 05:00)

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