[ 建設・住宅・生活 ]

清水建設、地震後の安全性を判断するシステム開発−建物をモニタリング

(2016/2/18 05:00)

清水建設は地震発生後の建物の安全性を高精度に評価できるシステム「安震モニタリングSP」を開発した。建物に設置する加速度センサーのデータから地震の揺れの収束後から1分程度で、建物が安全か危険な状態かを評価できる。首都直下地震や南海トラフ巨大地震など大地震への備えとしての利用を見込む。新築・既存のオフィスビルで年間20棟程度への導入を目指す。

新システムはプロトタイプ版の従来システムの地震の評価精度を高めた。従来システム同様、4台の加速度センサーとデータを自動解析するソフトで構成する。

センサーは建物の基礎位置と最上階に各1台、残り2台を、建物全体を3等分する階に設置。新耐震基準で設計した5階建て以上の鉄骨造のビルで適用する。

加速度センサーにより、地震の加速度から建物各階の変形度合いを推定。変形度合いにより、建物の安全性を「安全・継続使用可」「危険・一時避難」など4段階で判定する。天井...

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(2016/2/18 05:00)

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