堀技研、設定変更可能なＬＳＩと画像認識カメラを組み合わせた検査システム開発へ

食品・電子部品・アパレル照準

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  インテリジェントカメラシステムで使用される画像処理基板

堀技術研究所（大阪市中央区、堀和人社長、０６・６９４３・５５７７）は、独自の画像処理専用大規模集積回路（ＬＳＩ）と画像認識用カメラを組み合わせた産業用検査システム「インテリジェントカメラシステム」を７月をめどに開発し、発売する。プログラミング可能な専用ハードシステムで、独自開発した低価格のＬＳＩに、顧客の仕様に合わせたシナリオを個別で設定する。

画像処理専門の半導体チップであるＧＰＵ（グラフィックス・プロセッシング・ユニット）並みの処理性能を持ちつつ、柔軟な設定変更を可能にする。

食品加工・電子部品製造・アパレル繊維製造などを中心に、中小企業の検査工程設備での需要を見込む。価格は約８００万円で、ＧＰＵを組み込んだ専用ハードウエア方式の半分以下。処理速度は毎秒約６０フレームで、パソ...