[ 自動車・輸送機 ]

ニュース拡大鏡/2輪各社、250ccに相次ぎ戦略車

(2016/3/2 05:00)

カワサキ、派生車展開を推進

  • 3月に発売する単気筒エンジン搭載の「Z250SL」で幅広いユーザー獲得を狙う

  • 新型車の戦略を語る川重の堀内執行役員

先進国と新興国の両方で拡大の続く排気量250ccのバイク市場で、今後2―3年間で川崎重工業などが相次ぎ新型車を投入する。川崎重工は同市場をけん引してきた「ニンジャ250」と基本構造を共有する派生車を追加し、モデル数を拡大していく。ホンダは16年半ばに新型エンジンを設定する。川崎重工の堀内勇二執行役員は「新型車で(市場を広げる)新しい点を打つ」と語る。(梶原洵子)

250ccクラスは新興国の中間所得者層の手が届き、先進国では大型バイクの入門にあたるため、ヤマハ発動機など各社が開発に注力している。川崎重工はニンジャと「Z」の両シリーズで、同クラスに2気筒と単気筒エンジン搭載車をそろえたばかり。さらに他シリーズへの250ccモデル追加や派生車の展開を進める。また通常モデルサイクルは4―5年のため...

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(2016/3/2 05:00)

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  • 先進国と新興国の両方で拡大の続く排気量250ccのバイク市場で、今後2―3年間で川崎重工業などが相次ぎ新型車を投入する。川崎重工は同市場をけん引してきた「ニンジャ250」と基本構造を共有する派生車を追加し、モデル数を拡大していく。ホンダは16年半ばに新型エンジンを設定する。川崎重工の堀内勇二執行役員は「新型車で(市場を広げる)新しい点を打つ」と語る。

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