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[ 機械 ]
(2016/3/7 05:00)
IHI扶桑エンジニアリング(IFE、東京都江東区、成田健二社長、03・5626・5614)は、約1分で設置可能な二・多段式駐車装置用の水害対策パネルを開発した。ゲリラ豪雨や台風による駐車場の水没被害が増える中、設置に手間と時間を要する土嚢(どのう)にかわる有効対策として需要が広がりそうだ。阪急不動産(大阪市北区、島田隆史社長、06・6313・3340)が分譲マンションで初採用を決めた。IFEは他のデベロッパーやゼネコンなど幅広く提案。年間100件程度の受注を見込む。
IFEが開発したパネルは厚さ2・5センチメートル、幅250センチメートル、高さ50センチメートル。硬質ウレタンフォームを防錆(ぼうせい)処理した鉄板で挟む構造。重さ約16キログラムと軽量で成人一人で持ち運べる。駐車装置前面に設置したガイドレールにはめ込むだけで済む。水位50センチメートル程度の水圧に耐える強度を持ち、駐車...
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(2016/3/7 05:00)
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- 水害対策パネルはどんな構造になっているのか?/初採用したマンションにはどんな事情があったのか?