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[ 地域経済 ]
(2016/3/29 05:00)
東京都大田区はモノのインターネット(IoT)を活用し、区内にある製造加工業のネットワークを再構築する「IoT仲間まわしによる中小企業の生産性向上プロジェクト」を4月に始動する。業種にとらわれず各工場にネットワークを作り、IoTを活用することで生産性向上と区内製造業の活性化を図る。今後区内中小企業、大学、システム開発会社などを巻き込み、同区が全体の調整を進める。
まずは現状調査を行う。従来、大田区では「仲間まわし」と呼ばれる専門技術を相互に活用し合う製造加工の分業ネットワークが機能している。このネットワークに対し、IoTがどのように活用できるか検討する。
またネットワークを広げる方法も検討する。ものづくり産業等実態調査によると、現在の区内工場数は3481。現状のネットワークを広げた上、新たなネットワークも構築したい考えだ。
区内中小企業が共同で製品開発や受注、購買などに取り組む組織「大...
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(2016/3/29 05:00)
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