- トップ
- ロボットニュース
[ ロボット ]
(2016/4/13 05:00)
カイゼン前の積み木5つ作業
カイゼン後の積み木5つ作業
(慶応義塾大学提供)
慶応義塾大学理工学部管理工学科の稲田周平准教授らは、自律的に部品組み立てなどの作業効率を改善する双腕ロボットを開発した。五つのパーツを組み立てる積み木実験では、243秒かかっていた作業を121秒に短縮した。ロボットの動作をプログラムで作成するティーチング(教示)を軽減できる。今後、ネジ締めや取り付け確認など複雑な作業に対応させる。
人間の動作分析(サーブリッグ分析)をロボットに応用する。双腕ロボの両手の動きと部品などの動きから動作の種類を判定するプログラムを開発した。動作単位で改善し、無駄を省く。
深度カメラで計測した立体画像データを「つかむ」「運ぶ」などの動作に分類する。計測間隔は0・5秒で、連続する動きを一つの動作として判別する。たとえば、片手が作業していない時間があれば、次の作業を割り当てて効率化する。深度カメラの計測データを基に分析するため、ロ...
(残り:195文字/本文:595文字)
(2016/4/13 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。
ログインするとこんな内容・詳細が読めます
- 慶応義塾大学理工学部管理工学科の稲田周平准教授らは、自律的に部品組み立てなどの作業効率を改善する双腕ロボットを開発した。五つのパーツを組み立てる積み木実験では、243秒かかっていた作業を121秒に短縮した。ロボットの動作をプログラムで作成するティーチング(教示)を軽減できる。今後、ネジ締めや取り付け確認など複雑な作業に対応させる。