- トップ
- 商社・流通・サービスニュース
[ 商社・流通・サービス ]
(2016/4/14 05:00)
フマキラーは、今夏に向けて主力の虫よけ製品を増産する。2016年の生産量を、15年比50%増に当たる450万本に引き上げる。「ジカ熱」など蚊を媒介としたウイルス感染症の広がりに対し、消費者の関心が高まっている。同社は防虫・殺虫製品の需要拡大を見据え対応を急ぐ。
フマキラーは国内向けに霧状虫よけスプレーなどを生産する広島工場(広島県廿日市市)をフル稼働させる。2月には世界保健機関(WHO)が、ジカ熱の感染状況を受けて「国際的に懸念される保健衛生上の緊急事態」を宣言。14年には日本国内で69年ぶりにデング熱が見つかっており、蚊を介したウイルス感染症の対策が必要との消費者意識が強まっている。同社はこうした状況を踏まえ、「スキンベープミスト」を増産する。
スキンベープミストは有効成分「ディート」を10%配合し、ジカ熱など媒介するヒトスジシマカ(写真)やネッタ...
(残り:327文字/本文:727文字)
(2016/4/14 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。
ログインするとこんな内容・詳細が読めます
- フマキラーは今夏に向けて、主力の虫よけ製品を増産する。「ジカ熱」など蚊を媒介としたウイルス感染症の広がりに対し、消費者の関心が高まっている。