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[ ロボット ]
(2016/4/20 05:00)
半世紀超、期待と進化 連綿と
【可能性と驚異】
最近、人工知能(AI)という言葉を報道で目にしない日はないように感じる。こうしたニュースに触れると、あらゆるモノにAIが組み込まれ、人間の生活が劇的に便利になる可能性を感じる一方で、人間の職がAIに奪われるという、これまでならばSFの世界の出来事が現実化するかもしれないといった危機感も抱かせる。
とはいえ、AIがブームになるのは、今回が初めてではない。1回目のブームは1950年代から60年代とされ、人工知能という言葉が生まれたのもこの時代である。15年に公開され、話題となった映画『イミテーション・ゲーム』で主人公として描かれた、アラン・チューリングが1950年に「機械は思考できるか?」という問いを立て、チューリングテスト(ある機械が人工知能かどうかを判断するため...
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(2016/4/20 05:00)
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