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(2016/4/26 05:00)
熊本地震の被災地に向け、東京都が人的支援・物資支援体制を日増しに増強している。南阿蘇村での避難所運営や救援物資対応する人員不足をカバーするため、都各局から職員30人を22―25日に追加派遣した。医療救護班は、第2陣となった3班15人を派遣したほか、小児総合医療センターからは3人の医師を熊本赤十字病院の小児集中治療室(PICU)業務支援で派遣した。第3陣目も都立病院を含む2病院から1班ずつ派遣する。
現地での業務調整を支援するため、29日まで災害派遣医療チーム(DMAT)ロジスティックチーム隊員も1人派遣済みだ。さらに医師1人、保健師ら2人の計3人による東京都保健所支援チーム(第1班)も25―30日に熊本県御船保健所に出向き、5泊6日のローテーションで各班が活動する予定だ。
被害状況の把握や災害復旧業務の今後の支援に係る情報収集のため、建設局職員(土木職)4人が現地入りしたほか、熊本県南阿蘇村へ課長級1人、一般職員2人の計3人も28日まで派遣する。被災建物応急危険度判定員として建築職51人(都職員10人、区市職員41人)が熊本市内で活動するほか、第二陣も25―29日に建築職50人を追加で派遣する。
避難所生活が長引くことで被災者の心のケアも必要になる。都は医師、看護師、事務の計3人による「東京都こころのケアチーム」(第2班)を25日から5月1日まで派遣する。
さらに熊本県阿蘇福祉事務所にケースワーカー2人を派遣し、生活困窮者対策や生活保護受給に関する相談に対応する。物的支援ではエコノミークラス症候群の予防・治療のための弾性ストッキング1000足を熊本市内の医療機関に提供している。
(2016/4/26 05:00)
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