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[ ICT ]
(2016/5/2 05:00)
仮想現実(VR)市場が活況だ。この半年でVR端末が続々と登場したほか、対応コンテンツも急速に充実してきた。ゲームやアニメなど娯楽分野を中心に普及しているほか、今後は産業向け分野での利用拡大も期待される。一方、どうVRの魅力を伝えるか、どう対応コンテンツを拡充していくかなど課題もある。“普及元年”を迎えたVRは、我々の生活に溶け込む存在へと成長できるか。(大塚淳史、松沢紗枝、後藤信之)
【新端末、続々と登場】
■HMDが充実
ズドン、ズドン−。目の前から足音が迫ってくる。頭を動かして見上げるとそこには口を開けた巨人が。「食べられる!」。思わず身をかがめてしまった。これは人気アニメ「進撃の巨人」のVRコンテンツ。こうした360度方向の映像体験や、まるでその世界に入ったような感覚を味わえるのがVRの魅力だ。
VRコンテンツはヘッドマウンドディスプレー(HMD)で視聴する。VRに欠かせ...
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(2016/5/2 05:00)
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